2005-01-21
大学生活報告(1) ……テスト目前なのにストが!……
今週から大学にて試験が始まる。生活はテスト対策シフトに移行している。” Bring it on!”の精神で臨みたいものだ。一科目のテストにつき3時間、割かれる。日本の大学に比べて比較的長い。『戦略的経営論』の担当教官の話によれば、同科目では英文で書かれた20〜30頁ある企業のケーススタディ(過去にBMWが取り上げられたらしい)を読み、成功・失敗の原因について論ずるという形式だとか。総合力が試されるわけだ。
ところで、18日(火)、19日(水)とRER(パリ郊外鉄道)の一部路線でストライキが起きた。フランスのお家芸である。私が使用している路線は変わりなく運行しているので、とくに支障はなかった。19日(水)、20日(木)には、公立学校教員がストしたという。昨年の秋に、エッフェル塔でストが起きた折には、フランス名物・ストライキを一目見ようと、足を運んだのだが、観光客も労働者もおらず寂しいだけだった。エッフェル塔に労働者が登り垂れ幕を掲げ、シュプレヒ・コールをあげる姿を想像していたのに。それじゃ、たてこもりか。
18日・夕刻、パリ第九大学キャンパス内の学生食堂に行ったら、18日、19日ともに国鉄ストの影響で休業するという張り紙が貼ってあった。学生も教授も休むことなく通学し、講義を受けているというのに……。大学構内にある雑誌売り場兼売店は開いていたので、しかたなく駄菓子(bon bon)を買い、空腹を癒した。