2005-01-28

担当編集者の裸体公開計画 その2

eye.jpg前回、「演劇をやっていたが、ずっと裏方だった」というようなことをちょっと書きましたが、なぜ裏方だったかを書きます。なぜ、裏方だったのか。それは単に、演技がまったくできないからです。わたしは演技を求められた瞬間、顔がひきつってしまうんですね。だから仕方なく裏方に徹していたわけです。これは学生時代(とくに中学生時代)はけっこう大きな悩みで、人前に出て、なにか普段と違う自分を演出しなきゃいけないときには、くるしみました。顔の表情をつくるのはなんて難しいんだろう、とマジに悩んだものです。

*この目が、笑ってくれないんです……。

中学卒業時のアルバム撮影の思い出は鮮明です。集合写真ではなく個別写真を撮ったときですが、カメラマンが笑顔を「強要」するので、わたしは逆にうまく笑うことができませんでした。笑顔をつくろうとして口は開いているが、目はぜんぜん笑ってない、というか顔のいろいろな筋肉がそれぞれ勝手に違う動きをしているような、ヘンな表情しかつくれなかったのです。カメラマンに対して「なんでみな一様に笑う必要があるんだ! バカやろうっ」などと言えるはずもなく(気が弱かったんで)、ひっしに笑顔をつくろうとしていた自分を思い出します。図書室での撮影だったと記憶していますが、最後はわたしひとりだけ、居残り撮影だった……。悲惨です。

で、今日の結論はこうなります。つまり、今回の裸体公開計画では、わたしがそんな学生時代の苦い思い出を乗り越えて「表情づくり」ができるのかどうか、そんな個人的な「たたかい」(!)もあるのです、ということです。いやー、たいへんなことになってます(自分でたいへんなことにしているだけ?)。

ところで、たなべねさん、「俺もチンコだします!!」って書いてますが、「俺も」ってことは、僕はやっぱチンコださなきゃいけないんでしょうか(汗)