ポット出版

昨日も忙しかったです。でも、ストレスにならないように、楽しんで仕事をするように心がけましたので、それほど心身に厳しい状況ではありませんでした。

それに今回のプロジェクトは、ヴェンダース展の時とは違い、失敗すれば資本金はなくなりますが、基本的には他の方にご迷惑になるようなことにはならないので、その点は心が重くならずに済んでいます。もちろん、関わってくださる方には申し訳ないことになってしまいますが、皆さんとても良い方で、暖かく一緒に進めてくださっています。

耳の障害は、仕事の上では厳しいことがあります。プロとして仕事をする以上、それを言い訳にはできません。

例えば、電話のやり取りはどうしても難しくなります。けれども、そういうことを理解し、それでもちゃんと対峙してくださる方ばかりなので、やりがいもありますし、心が傷つくこともありません。皆さん、私の耳のことはどうってことない、という気持ちでいてくださるのです。それがとてもありがたいです！

そしてだからこそ、早く治って元気になりたい、健康になりたいと思います。

昨日は一日中仕事をしていました。そして夕方になって、リサーチをするために外出しました。これにかなり時間をとられたのですが、いろいろな情報収集ができてよかったです。ただ、ひとつだけ嫌なことがありました。

それは、私の携帯を新しく買う必要があったので、あるショップに行ったのですが（息子のアドバイスで、そこが一番安く、私のようにＳＭＳだけ使う場合は適しているということでした）、そこのひとりしかいない男性の若い店員さんが、入り口で友達らしき男性とおしゃべりをしていました。私は、もう何を買うのが決まっていたので、すぐに入って手続きをしたかったのですが、なかなか店員さんは入ってきません。それでも私はおとなしく待っていたのですが、あまりにずっと長々話し続けているので、近寄ってちらしの中のある携帯を指し、「あの、これは今すぐに購入できるのですよね？」と聞きました。そうしたら、「Ja（はい）。」と言って、なんとまた話を続けるのです！

？？？　あれ、これってもしかして、私のことを無視している？？？　そうかも・・・？？？

ついこの間、いつも行かない大きなスーパーで、アジア人というだけで、若い女性の店員さんに無視されたことを思い出しました。

何かここのところ、外国人（アジア人？）に冷ややかな空気が感じられます。全てのドイツ人がという訳ではないのですけれども、そういう不愉快なことに出くわす頻度が増えてきています。どうしたものでしょう・・・。

一部の若いドイツ人の心が、少しささくれ立っている感じがします。

結局その店員さんは、私のことを無視し続けたので、もうすっかり買う気がそがれてしまい、そのままその店を出ました。店員さんを横切って行く時ですら、彼はずっとおしゃべりをし続けていました。モヒカンで金髪に染めていて、後ろの残している髪の部分を、4センチくらい三つ編みにしていました。ヘビメタを崩した感じの服装で、ちょっと凄みのある目をしていました。

ネオナチかもしれません・・・。最近多いのですよね・・・。

少々気分を害したまま、ＢＩＯのマーケットで買い物をしました。

そこのレジの女性は、にこやかに「ハロー！」と言って、買い終わってからもニコニコしながら「ありがとうございました。良い日でありますように！」と言ってくれたので、なんだかとても嬉しくなりました！　ＢＩＯはいいです！笑

アジア人だからと言って、無視する人もいれば、優しく接してくれる人もいます。荒れている心の人もいれば、穏やかな人もいます。肉食の人もいれば、菜食もいます・・・・。

いろいろありますね。

先ほどフェデックスで荷物が届いたのですが、規定以上の金額だったようで、税金が加算されて支払わなければなりませんでした。

「え！！　そんな・・・・。ごめんなさい、今ちょっと立て込んでいて、銀行に行っていないので、お財布に１０ユーロ20セントしかないんですよ。」

そう言って中身を見せたら、フェデックスのお兄さんが一言、「まぁ〜いいよ、それで。あとはいらないから。」と言ってくれました！汗

そんなわけにはいかないでしょうから、次回にそのお兄さんが来た時にお支払いするつもりですが、とても優しかったので嬉しくなりました。

本当に、いろいろですね！！♪