2006-07-15
涼宮ハルヒの憂鬱
息子とストレートに向かい合っている日々ですが(笑)、今回の事件がとても大きなものだったせいか、息子にも変化が見えます。それに、夏休みなので家にいる時間も多いため、食事が規則正しくなっており、ランチと夕飯に私がきちんと作っているので、それがとても嬉しいらしく、友達の家に夕方から泊まりに行く時でも、夕飯を終えてから出かけます。ドイツ人の家庭の夕飯はあまり好きではないようでして、「お母さんのご飯を食べてから行くよ。」と言うのです。私としては、面倒ではありますけれども、やっぱり美味しいと言ってくれるのは嬉しいものです。それに、私が作ればカロリーや健康面のことも考えて調理しますし、私も安心です。
最近は、ベランダでよく食事をします。木々に囲まれて外の空気を吸いながらいただく食事は最高! 昨日は私は断食をしましたが、息子の夕飯に付き合って、ベランダでお茶だけ飲みながらおしゃべりしていました。昨日は息子のために、BIOクヌーデルを作って、鳥の胸肉のソテーを添えたのですが、とても喜んでいました。ランチは、豆乳で作ったシチューでした。(全て私は食べていません。作るだけ!でも、昨日は楽に断食ができました。)
この頃、息子と良い会話ができるのには、大事件の後という以外に理由があります。
それは漫画です!笑
前にも書きましたけれども、息子の好きな漫画を読むことで、息子の世界を理解しようしています。ある程度近寄ることができたと思うのですが、まだまだわからないことだらけ。そこで、今息子が夢中になっている漫画を聞いてみたところ、「涼宮ハルヒの憂鬱」と答えたのです。
「なにそれ?漫画なの?」と聞くと、「いや、ちゃんと言うとね、それは小説なんだよ。でも、その小説がとても面白くて評判が良かったんで、アニメ化されてテレビで放映されたんだ。それがとにかくめちゃくちゃ面白くてね。俺は小説は知らないけれども、そのアニメが本当に最高なんだ!!お母さんも見てよ、お願いだよ!すっごくいいよ!」と言うのです。
「涼宮ハルヒ」・・・すごい名前ですが・・・何それ? でも、あまりに夢中になって説明してくれるし、とても楽しそうだったので、息子の話に合わせる意味でも、ではちょとっと見てみよう、という気になりました。
全14話、でも1話が主題歌やエンディング、予告編を飛ばせば20分もありません。ですから、比較的簡単に全てを見ることができました。結論から言うと・・・・
面白かったんです!!!
ローバジェットでできているアニメではあるものの、センスの良いアングルと映画的手法が感じられ、とても好感が持てました。ストーリィも面白いし、うまくできています! ちょっとびっくりしました。日本の漫画やアニメは、本当によくできているなぁ、と感心しました。
それで、そのアニメが良いとっかかりになって、本当に楽しい会話を息子とすることができました!
すごく嬉しくて、プチ幸せを感じました・笑。
それほど思春期というのは難しいのです、本当に・・・・汗。
そんな金曜日でしたが・・・実は本日土曜日、とても悲しいこともありました・・・。それは次の日記にて・・・。