2006-10-20
本当は・・・
今日も忙しい私です・・。
本当は、そういう日が続いてしまうのはいけないように思います。
前にも書きましたけれども、ほどよい忙しさが少食には良いように感じるのですが、忙しすぎて食を忘れ「過ぎる」のも考えものです。とはいっても、時間が限られている仕事は、そう簡単に手を休めることもできず・・・。
昨日は疲労が少したまっているせいか、あごが痛かったのですね。つまり、生玄米の粒を噛むと、けっこう硬いので、しっかりと噛まなくてはならなくて、あごに力が入ってしまうのです。
体調が悪いわけではないのですけれども、若干疲労があるせいか、あごが弱くなっているようなのです。
なので、昨日は粒をいただくことができませんでした。その代わりに、ミューズリと黒パンをいただいたのですけれど、忙しいので一体何を食べたのかわからないような感覚になって・・・。何をいただくにしても、感謝の気持ちがなくてはいけません。それに、いただいている時は、「ああ、美味しい!嬉しい!ありがたい!」という気持ちも大切だと思っています。味わってかみしめて、ただ口に入れて食べてしまうのではなく、少量だからこそ、慈しむのが良いと思っています。
それが、忙しすぎると、そんなことを考えている余裕さえなくなってしまうのです。あぁ、情けない!
ただお腹に流し込むだけ・・・これではいけません! これだと、せっかく良いものを口にしても、何のエネルギーにもならないような気がします。少食の効果が半減すると思います。
ということで、忙しいのは仕方がないにしても、週末も返上になるので、今から無理のないように予定を立てて、食事の時くらいは静かな気持ちを取り戻し、ゆったりと過ごしたいと思います。
そんなことを考えていたら、本日夕方からちょっとリサーチにH子さんと行くところがあり、その後日本語補習校帰りの息子と待ち合わせをすることになりました。帰宅してからだと食事がとても遅くなってしまいますので、息子の好きな安いインドカレーやさんに行くことにしました。私は野菜系のものを少しだけいただくことにします。食事より、息子との会話を楽しもうと思います。
そして土曜日の夜は、Y子さんさんからお誘いの電話をもらって、彼女の家で久々の夕食会をすることになりました。手巻き寿司だそうです。息子は大喜び!私はやはり、ほんの少しだけいただくことにして、会話をメインディッシュにします。
家にいると、限りなく仕事漬けになってしまうので、それではいけないと思った矢先に、こうして外出する用事が出てきました。考えていると現実になるものなのですね。
あと最近よく考えているのは、「言霊」のことです。
誰もが日々いろいろなことをして生きているわけですけれども、私はそれにより、少しでも魂が磨かれ、豊かになるといいなぁと思っています。そのためには、言霊はとても大事だと感じます。
悪い言葉、ネガティブな言葉を発すると、とたんにその場の空気がにごります。もちろん、愚痴をこぼすことはあります。それは言ってみれば心の宿便みたいなもので(笑)、たまには発散して吐き出して、すっきりする必要があると思いますが、常に愚痴ってばかりいたり、何事にも批判的だったりすると、やはりそういう濁ったものを呼び込んでしまうような気がするのですね。
だから、私はできるだけ良いイメージ、明るくさわやかなイメージを持つようにしています。少なくても、他人に悪い言葉を投げかけないよう心がけています。(息子とのバトルでは、いろいろお互いにありますけれどもね・・・汗)
そういうイメージトレーニングを自分なりにしてきたことで、(そしてそれは少食をすることでよりスムーズになってきていると思うのですが)最近は昔よりずっと心が穏やかになっていると思います。仕事でいろいろな壁にぶつかっても、あまり前よりはくよくよしなくなったようです。もちろん、かなり厳しいなぁと思うこともありますけれども、前の私だったら、そうしたストレスを心身に刷り込んでしまっていたようです。それが体を壊す原因のひとつでもありました。
今は、そういうマイナスなもの、ネガティブなものを吐き出すイメージをくっきりと浮かべることができます。すぐに捨ててしまうのです。そうすると、軽やかな気持ちになります。
仕事は生ものですから、ダメになることもあるでしょう。それを怖がっていては何もできません。それ以上に、私はほとんどの人が知らない難病「コーガンシンドローム」をかかえています。本来ならば、何年も静養していた方がいいのです。でも、息子もいるし生活もあるので、そんなことは不可能です。だったら前向きに今ある現実を受け止めて、今できることを前向きに楽しくしよう、と思いました。
そうして、今の仕事があるのです。
先のことはわかりません。でも、自分の頭の中に描いたイメージは、きっと実現できると信じて進めています。
そう思うことこそが、新しいエネルギーを生み出すのだと思います。
こう書いてきたら、ああ、そうか!とピンときたことが・・・。
心身の宿便がとれてこそ、健康といえるんですね! 少食で体から宿便を排泄するだけでは、私の場合は足りないのかもしれません。心の宿便は、ストレスなのだと気づきました。そしてそれを取り去ることができる自分になるには、少食の力もあるのだな、と思いました。というか、少食をすることで、心の宿便も自然ととれていくという、連動した働きがあるのですね。
青木淑子さま、とてもいいお話で感動します。良いイメージって本当に運気も良くなりますし、気持ち的にもすごく楽です。
何に対しても感謝の気持ちや言葉を惜しんではいけないと言われたこともあります・・・・でもなかなかできなくて・・・。
同居なので主人の両親や親戚付き合い、婦人会の仕事・職場での人間関係、6歳になる娘や夫のこと等イライラの毎日で・・・暴飲暴食しては自己嫌悪です。
でもこの話に感動してしまって、心をリセットしなくちゃって思いました。
青木さまは難病を抱えているのに、仕事もすごくハード、本当に尊敬します。小さな病院ですが看護師をしているので難病の患者様の大変さは毎日見ています。はっきり言って仕事をされているだけですごいです。皆さん日常生活の少しの無理で入退院を繰り返し、自宅養生がほとんどです。本当にすごいです。
どうか体調を崩されないように祈ってます。
私のこの頃の楽しみが青木さまのページを見ることになってます。
子供を寝かしつけて、コーヒーを飲みながら楽しませていただいています。
ともこさま
暖かいメールをありがとうございます!とても嬉しいですし、私自身の励みになります。
日々のいろいろなことで、イライラが増し、暴飲暴食。わかります。私も、思春期の息子のことで、よくそういう状況に陥ります。そんな中で気づいたことは、イライラモードの代わりに、息子のことも含め、人に対して感謝の気持ちや言葉を表すのは、決して相手のためだけじゃないということです。自分のためにも、ものすごく役立っているのですね!!
本当に、自分のためにもとってもいいんですよ!笑
そう考えたら、きっと無理なく自然に、美しい言葉が口から発せられると思うのです。いかがでしょうか? あとは笑顔! これ、最高です〜!
それから、ともこさんは看護士さんなのですね。患者を代表してお礼申し上げます! 現代病院に2ヶ月入院していた時に、毎日看護士さんにとてもお世話になりました。一生懸命看護してくださって、本当に頭が下がる思いでした。毎日心から感謝していました。とても素晴らしいお仕事だと思います。
難病患者は入退院をくり返すと言うお話は、すごくわかります。私が入院していた2ヶ月でも、そういう方がけっこういらっしゃいましたよ。皆さん、どうしても暗くブルーになってしまうのですよね。そういう時に、看護士さんが励ましていらっしゃるのを見て、感動いたしました。
実は、現代病院に入院中、私はずっと誰よりも明るかったんです。どこも悪くないように見えましたし、病人というイメージがなかったようです。2ヶ月目には個室に移って、アロマセラピーと音楽セラピーをしていました。看護士さんが、私の部屋に来てくださると、いつも嬉しそうに「ラベンダーの香りと柔らかな音楽がすごく癒されますね〜。青木さんのお部屋に来るのが楽しみです!」と言ってくださって、とても嬉しくなったのを思い出します。そういう看護士さんの言葉が、患者にポジティブな気を運んでくださるのです。
イライラは、ちょっと視点を変えると消えることがあります。私も完璧にできるわけではないけれど(特に息子のことは・・汗+笑)、軽やかに受け止めることを心がけるようにすると、随分気持ちが楽になりました。
ともこさんの心が、今以上にもっと軽やかになりますように!
心からお祈りしています。