2006-09-28

3年前をふりかえって

玄米の粒を食べながら、3年前を思い出していました。

2001年に現代病院に緊急入院し、ステロイドを大量に摂取して、ムーンフェイスになりましたが命はとりとめ、その後2003年の春に甲田先生と出会い、夏と2004年の2度の入院をさせていただきました。

私にとって、先生からご指導いただいたことは全て目からうろこのことばかりで、学ぶことが多い日々でした。今でもそうですが、先生にお会いする機会はあまりないので、遠いベルリンから先生を想い、先生の言葉を思い出し、精進しているのです。

あの頃の私は、まだまだ糖分に依存していて、その気持ちを断ち切るのがものすごく辛かったです。今でもまだそういう時がありますが、例えば我慢できなくなって息子のお菓子を黙って食べてしまうなどということはなくなりました・笑。

甲田先生は、ほんの少し私の体に触っただけで、私の悪癖を見事に言い当てて本当に驚きました。私自身は、健康的な食生活をしていましたし、仕事で忙しいと食べなかったりして少食のつもりでいました。でも、問題はそういうことではなくて、不規則な食生活と、糖分を摂取することだったのです。いくらヘルシーメニューにして野菜を沢山食べていたと言っても、空腹の時にその場しのぎでチョコを口にしてはいけません。そういう癖をなくすことができただけでも、かなりの進歩だと思います。今なら、それがどんなに危険なことなのかわかります。

そしてなにより素晴らしいことは、長年の冷え性が治ったことです! 本当にものすごい冷え性だったのです。ふとんに入っても体が暖まらないし、足の裏は冷たいままで靴下を履くこともありました。冬は常にタートルネックを着て、マフラーを二重に巻いたりして防寒をしていました。それがすっかり消え去って、今では朝起きると足がふとんから出ていることもしばしば。それほど足の裏もほかほかになったのです。これはもう、私にとっては最高の喜びです!

肩こりもめまいもありません。背が高いことが子供の時からコンプレックスで、ずっと猫背だったのですけれども、それも平床でほぼまっすぐになりました。

甲田先生のおかげで、こんなに沢山の宝を得ることができ、幸せを感じています。

少食の決め手は、「食べてはいけない」ではなく、「食べない」と思うことかもしれません。自分を抑制している時は、まだまだ無理があるのですね。(ですから今でも時々そうなんですけれども・・・汗)でも、食べないことが習慣となり、それを楽しめるようになり、さらに喜びとなり、世界平和まで通じることができたら、本当に素晴らしいことだと思います。私はただの普通の人間ですから、煩悩によって揺らぐことばかりで、完璧にはできません。でも、それは自然なことでしょうし、そこでストレスを感じるのではなく、事実を受け止めて、その中でできる限りのことを自然体でできるようになれば良いなぁと思っています。

ということで、今は生菜食Bを続けていますが、南ドイツに行ったら無理をせずに状況に合わせて、自分も他の方も楽しめるような形で進めたいと思います。

楽しい少食! これですね!!♪