2006-01-30

まだ少し・・・

まだ少し、熱もあり、咳も鼻もあります。しゃきっとすっきり治らないのは困ったものです。でも、今回は良い学びもあったし、この2006年は、私にとってとても大事な1年になるので、より良き1年となるための、いわばお祓いのような風邪だったのかもしれないな、と思っています。

読者のSさんがくださった、鼓膜云々のお話ですが、後日Sさんが私にメールをくださり、補聴器を装着しての話であれば、それはそこまで言い切れないかもしれない、無責任に書いて反省していますと、気にしてくださいました。どうもありがとうございます! いえいえ、どんなことでも、前向きに書かれていることには説得力もありますし、私にとっては励みになります。なにより、この春は大きな仕事がふたつもあるので、長めに日本に戻る予定になっていますので、その際、しっかりと耳鼻科に行って、こうした一連の症状を伝え、鼓膜の様子も診ていただこうと思っています。

さて、皆様にお知らせです! このブログでも何度かお伝えしましたけれども、ドイツが生んだニュージャーマンシネマの旗手、ロードムービースの巨匠と言われて世界的に著名な、ヴィム・ヴェンダース監督と、その妻、ドナータ・ヴェンダースの2人による写真展を、東京でこの春に開催いたします。夫妻は共に、写真家としても人気があり、監督は大作をカラーで、ドナータは白黒で水墨画のような雰囲気で作品を創造します。夫妻は去年の秋、ヴェンダース監督の新作(これから日本で公開です!)「家族のいる風景(Don’t come knocking)」のPRのため来日、その際、日本旅行をして、さまざまな情景、風景を撮影しました。その作品を中心にして、4月29日から5月7日まで、表参道ヒルズ地下3階にて、夫妻の写真展を開催いたします。表参道ヒルズは、2月に完成予定の安藤忠雄氏による建築で、それだけでも話題になること必至の空間です。そこに、安藤氏の親友であるヴェンダース夫妻の作品が展示されるのです。丁度ゴールデンウィークですし、皆様ぜひぜひお越しくださいませ!

このプロジェクトは、ものすごく時間がかかっておりまして、2002年の暮れからスタートしました。企画した私が、夫妻のご自宅に伺って、企画書を読んでいただき、快諾いただいたところから始まったのでした。それまで、ドナータは何度も私と打ち合わせをして、2人でいろんな話をして企画を練っていました。ある時は、彼女が我が家にやってきて話し合いをしたこともあります。息子と3人でカレーライスを食べたりしました(笑)。あれから早や3年以上が経ちました。実現する、この春まで数えるとおよそ3年半。紆余曲折があって、やっとここまでたどり着きました。主催をしてくださる、スプーンというCFやイベントの企画・制作会社のプロデューサーが中心になって、今このプロジェクトを進めています。まだまだ難しいことが山積みなのですが、チームのみんなで頑張って乗り越えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。もうすぐ公式サイトをたちあげる予定ですので、またお知らせさせてくださいませ!

さて、本当はもうすっかり治っているつもりでしたので、明日火曜日に予定を組んでいた、我が家にH子さんとそのBFをお招きするのは、何が何でも実現させようと意気込んでいました・・・でも・・・ああ、微熱、咳、鼻・・・これらがまだある以上、ちょっと無理そう・・・。なので、ドタキャンで申し訳なかったのだけれども、H子さんにメールをして延期させてもらいました。H子さんとは、ずっと前から約束していたんですけれどもね・・・彼女も彼女のパートナーも、とっても楽しみにしてくれていたのに・・・。ああ、申し訳ない・・・。

ということで、明日火曜日まで、あまり無理せずにいようと思います。もうずっと寝込む必要はないと思うのですが、食事はまだできそうもないですし・・・。

健康の大切さをしみじみ感じます。