2005-09-10

怒涛の日々

怒涛の日々だなんて、なんだか大げさですけれども、いやはや、ここ1週間ほどは、ほとんどちゃんと睡眠をとっていません。朝3時とか4時に目を覚ましてしまいますし、だからといって、いつもように早く寝てはいないので、結果数時間のみの睡眠になってしまいました。ヴィム・ヴェンダース監督夫妻との会合があり、綿密な打ち合わせを行ないました。日本からはメインスタッフがやってきて、メインプロデューサーJ子さんと準備をし、前日は7時間の打ち合わせをしたのでした。それでも足りないほどです。彼女たちも、ベルリンに飛ぶ前の1週間は、ほとんど徹夜状態。ふらふらになって、会合前日も体調が優れないので、どうなってしまうのだろう、と心配していました。そういう私も睡眠不足の状態ですので、ビタミンCを摂取したり、しっかり朝から青汁を飲んだりして乗り切りました。出来る限りのことはしましたし、ベストを尽くしました。会合の翌日は日本サイドのみで会って打ち合わせ、そして本日スタッフは日本に戻りました。
私のベルリンでのお友達、かよちゃんも、議事録作成と私達日本スタッフのもろもろのフォローをしてくれました。本当に感謝感激!かよちゃんは、フンボルト大学で日本映画を教えていることもあって、もちろんヴェンダース監督の映画作品は大好き!初対面だったので、かよちゃんに紹介できて、私もとっても嬉しかったです!! かよちゃんも喜んでくれました。

まだまだやるべきたくさんの課題が残されていて、熟睡するのは遠い先のような・・・。でも、やっぱり健康が第一なのですから、ゆっくりして睡眠をとることができる状態を作りたいと思います。

先日、ヴェンダースの自宅に行って、奥さんのドナータと打ち合わせをした時に、ヴィムとはちょこっと立ち話をしましたけれども、今回の会合は合計6時間。ヴィムはラジオの仕事で中座したものの、戻って来て再び会合に参加してくれました。見ているだけでも、かなりお忙しい感じでしたが、常に私達には優しく、難問も解決してくれるし、素晴らしかったです! 時間が足りず、これからはメールでのやりとりになりますけれども、ヴェンダース監督の人柄に触れて、監督の偉大さを再認識いたしました。会合後、自宅ホール脇にある談話室にかかっている、彼の巨大なパノラマ写真の作品を見に行きました。そしてすぐに移動し、クーダム近くのデルフィという映画館へ。その日は、ヴィムの最新作「Don’t come knocking」上映の舞台挨拶があったので、私達も駆けつけることにしたのでした。映画が終ってから夜中まで、観客の質問に丁寧に答えるヴィム。す、すごい!!! さらに、終了してから希望者にサインまで!!!!わ〜〜!!!! 私は、息子のことがあったので、サインしてもらうところまでは残っていられず、一人先に帰宅したのでした・・・。うわ〜〜ん、残念!でも・・・うふふ、私はヴィムのオリジナル写真の作品を所有しているのです〜!しかもサイン入り、「よしこへ」っていうのもちゃんと入っております!!だから、欲張ってはいけませんね。

・・・ということで、かなり忙しい1週間を過ごし、ほとんど外出していましたので、結局作ってはいるものの、まだ生菜食Bをスタートさせていません。来週火曜日からは、ある日本の企業の仕事が9月末までびっしり入っているので、ミュンヘンにも行かないとならないし・・・。どうしたものでしょう・・・。私の気持ちとしては、来週のミュンヘン行きの予定はまだ立っていないので、確実になるまで明日から生菜食を始めようと思っています。昨晩は、仕事でぐったり疲れ切って夕飯を作る気力がなかったので、息子と外で待ち合わせをし、日本食レストランに行きました。私は野菜だけいただきましたけれども、やはりそれでもお腹が膨れすぎた感じがしています。今日はこれからペトラと仕事も兼ねて会うのですけれど、残っている炊いた玄米だけいただくことにしました。ちょっと様子を見てみます。

それから、時々急なドイツ語の文章をメールで送らないとならない時に、ネイティブチェックを手伝ってくれるアンドレアスからメールがありました。なんと、ヴィムとの会合の日、私が日本スタッフやかよちゃん達と、バタバタしながら夕飯をしていたレストランに、彼もいたとのこと! 声をかけてくれればよかったのに〜!!! アンドレアスは、彼のお姉さんとそのご主人と会食をしていたのだそうです。ドイツ語を母国語とし、日本語、英語、フランス語ができるアンドレアス! 普段私達はドイツ語でメールのやりとりをしていますが、今回は日本語で書かれていました。特に彼が書いたところで気に入ったのは、「・・・淑子はスゴクきれいでBusiness Meeting中みたいとかんがえてしました。・・・今度も助けてあげよう。・・・よろしく・・・A」という箇所!!!うわ〜〜ん、何だかちょっと妙な感じの日本語ではあるんですが、言わんとしていることはわかりますね! そして、お世辞を書こうとしてくれたことも・・・・!!嬉しい〜〜!! 彼は、繊細でとっても優しいゲイなのです。「スゴクきれい」っていうところと(笑、相当なお世辞ですねぇ、感激というより、ほとんど笑ってしまいましたけれど)、「今度も助けてあげよう」ってところが気に入りました。つまり、メールのチェックをまたしてくれるってことですね。ありがたいことです!

 
本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは:

不思議な販売機