2004-10-07

映画は楽し!

私的にはお散歩、でも本当は映画を見に、地下鉄や急行電車を乗り継ぎ、その後テクテク歩いて旧東地区にある映画館へ行って来ました。これを私は、私のお散歩と呼んでいるのです……。

かよちゃんとミッテのカフェで待ち合わせをしていたのですが、途中の動物園駅でばったり会って、その後面倒だから直接映画館まで行ってからカフェに入ろうということになり、二人で道中漫画の話などしながら愉しく映画館に向かいました。

KulturbrauereiKulturbrauereiちょっと暗くて申し訳ないのですが、ここは旧ビール醸造所跡地で、現在はさまざまカルチャーシーンを提供しているスペースが入っている「Kulturbrauerei」という所です。この中にいくつか映画館があり、その一つで、ヴィム・ヴェンダース監督の最新作「Land of Plenty」のプレミア上映会が開催。招待された私とかよちゃんは、一緒に見に行ったというわけです。
7時会場8時上映、私達は6時45分に到着しました。もうこんなに暗い……。半端な時間が残ったので、跡地内にあるオープンカフェ(上映後のパーティ会場でもあるソーダクラブというカフェ+バー)で休憩しました。

かよちゃんは、おっとりほわわんとした、優しい雰囲気のタイプで、私は大好き! で、私は今までせかせかした人生を生きてきて、それはいけないと悟ったので、同じくほわわんと一緒になってゆったりくつろぎ、おしゃべりしていました。

あれ、っと時計を見たら! あらら〜〜もう7時45分! あと15分で始まってしまう〜〜! ヴェンダース監督の舞台挨拶もあるのに、のろのろしていたら席も確保できない! とちょっぴり焦り、二人で会場へ。まず席をキープしてからトイレに行きましょうよね、などと言って館内に入ったら……・大勢の人がわさわさしていたのですが、いざ上映ルームに入ってみると、あれれ?
誰もいない! え〜〜〜!! 私達が一番乗り!!
ベルリナーって一体……・。

予定の10分を過ぎてやっと席がうまり、ヴェンダース監督が登場!! 相変わらず知的な雰囲気で素敵なおじ様って感じでした。尊敬〜〜。映画はとっても面白く、9・11後のアメリカの心を描いた力作。手持ちのデジタルカメラムービーで撮影しているのが、かえって効果的で映像が美しかったし、音楽も素晴らしかったです!!

余韻を楽しんで、かよちゃんと映画について、席に座ったままいろいろ話していたら、私の隣に座っていたのがヴェンダースの奥様、ドナータのお母さんだったことに気づき(ハンブルクのドナータの写真展で知り合いました)、ご挨拶。そのまま私達はパーティ会場に行ったのですが……ひゃ〜〜!! もう、あまりに沢山のゲストで、会場は暑いし知らない人ばかりだしで、なんだかくらくらしてしまい、ちょこっとヴェンダース監督に挨拶だけしようと思ったのに、(それにかよちゃんも紹介したかったので!!)どうしても見つけられない!! うろうろして、もう限界になって、会場から外に出たら、ドナータがいました。それで、ちょこっと立ち話だけして、かよちゃんと私は力尽きて帰宅いたしました。
は〜〜。かよちゃんは私に合わせてくれたのだけれども、私はなんとも体力がなく、情けない……・。まだまだ少食でエネルギー一杯という状態にはなっていないようです……。もっとしっかりと精進しなければ!!と思いました。

家にたどり着いたのはもう夜中……ぐったりとして、洗面を済ませてバタンキュー。でも、素晴らしい映画だったので、気持ち良く眠ることができました。
映画っていいなぁ。
この勢いで、あさってもアルモドバル監督の新作を見に行くつもりです!! 楽しみです〜〜!!

このエントリへの反応

  1. はじめまして2〜3日前から日記を読ませて頂いています私も小食断食しているお仲間です散歩の写真と文章が楽しくて見てます映画私も見るの好きです!おもにDVDですけど(^_^;)