ポット出版

息子が、ベルリンで暮らすようになって初めてぐったりと寝込むような風邪を引いたため、週末は家で看病をしています。監視（？）していないと、すぐにゲームボーイをしたり、ベッドで遊んでしまうので、それは弱っている身体には良くないと言い聞かせ、少しおとなしくさせています。看病は、もうちょっと楽かと思ったのですが、さすが思春期の少年。リクエストが多い多い！　あれしてこれして、あれ食べたい、これは今食べたくない、などとうるさいのなんの。一応、母親として優しく、はいはい、と聞いてあげていたのですけれど、「お母さん、本棚にある００って本をとって来て。」などと言うので、「狭いうちなのに、病気だからといって取りにいけない距離じゃないでしょ！　私は君のおかかえお手伝いさんじゃないんだから、自分で行きなさい。」とついにお小言を一発（笑）。喉が痛いようですが、熱も下がったし、ずっと一日ベッドでゆっくり過ごせば、なんとか峠は越えるように思いました。下痢は今おさまっているようなので、とにかくライトな青汁を与え、ビタミンＣ補給。食欲はあまりないようですので、無理には食べさせず、様子を見ることにしました。でも、ちゃんと食べないのに、「お母さん、お菓子食べてもいい？」などととんでもないことを聞くので、「ダメに決まっています！」とぴしゃり。お豆腐の入ったお味噌汁を飲んでいました。身体が温まって気持ちが良いようで、今日も飲みたいと言っています。熱も下痢もなく、薬も飲んでいないので、確実に快復に向かっているとは思いますが、息子が「完全に治ってから学校に行った方がいいでしょ。だから月曜日は微妙だな。」などと発言・・・。う〜〜ん、怠けているのか、本当に調子が悪くて自己分析しているのか、よくわからず、ひたすら顔を見て観察する母・・・。妹にメールをしたところ、クラスで16人も欠席していたら、日本なら絶対に学級閉鎖になるとのこと。でも、息子に聞くと、「ドイツは違うんだよ。クラスに2人しかいなくても、たとえ他の生徒がみんな病気で休んでも、2人来れば授業はあるんだって。最後の1人になった時に学級閉鎖になるって言っていたよ。」え〜！　それは本当なのでしょうか！！？？　信じられない融通のなさ・・・いや、熱心？　う〜ん・・・いろいろあります。

さて、息子の風邪がうつるのではないか、と少々びくついている私。なので、超少食を始める勇気がありませんでした。つまり、生菜食Ｂはスタートしたものの、1日に一度だけの食事で空腹感があるところに、息子の風邪でちょっと頭痛もしていて、このままではうつってしまう！と危機感を感じ、息子と一緒におみそしるを飲んでしまいました。中にたっぷりのねぎを刻んで入れて、ゆっくりいただきました。ちょっとりんごをかじったり、多少の脱線はしています。息子が元気になって、私も自分のペースを取り戻したら、完全な生菜食Ｂに移ろうと思っています。でも、今の状態は悪くありません。昨日はかなり頭痛がして、これはまずいと思いましたが、今日はまずまずです。どうやら私は息子の風邪を完全にもらうことはなさそうです。ちょっとほっとしています。（まだわかりませんが）今日も生の玄米粒をいただき、おとうふと青汁の他に、少しだけおみそしるとりんごをいただこうと思っています。ゆっくりマイペースで進めます。

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