2003-08-03
山田健康センター
昨日はいろいろあって、まだ書いてないことが・・・。イラストレーターのKさんが、3人の女性とやって来ました。2時間もいろんなお話をして(というか、ほとんど私がインタビューを受けたような感じ?)、前向きな話を終えました。私がベルリンでしていること、なぜベルリンだったのか、等をお話したのですけれども、あまり役に立つ内容ではなかったのではないかしら? と少々心配。でも、これも何かのご縁。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
さて、今日は断食ですが、もう3回目(7日目になりますね)になれば、かなり身体も精神も断食に慣れてきていますので、ちょっぴり余裕が出てきた感じです。これなら来春の本断食もしっかりとできそうな気がしています。水しか飲まない本断食も、とても楽しみにしているのです。なにせ先生は、水断食をしたら、耳が聞こえるようになるっておっしゃいました。もちろん、それまでの生菜食療法をしっかりと私が行わなければならないですけれども、自分の身体が水断食に耐えられるようになるのが来春くらい、と聞くと、なんだかワクワクしてしまいます。
では山田健康センターのことを。甲田医院の近くに、この山田健康センターがあります。現在の山田社長のお父様が甲田先生とご縁があって、(患者さんだったのです)そのまま健康センターができたということなのですが、甲田先生のご本の他、様々な食品、健康グッズが揃っています。甲田療法に欠かせない柿茶(ビタミンCたっぷりでカリウムやカルシウム、ミネラルが豊富)、無農薬栽培米、スピレン、胡麻、根昆布等の他、西式にのっとった青汁のフリーズドライ(携帯用に便利)のフレッシュファイブ、木枕や西式温冷浴用折りたたみ水槽など。毛管運動ができる、家庭用小型バイブレーション健康器(7万円!)もあります。これはKさんやIさんがすでに購入してとても良いとのこと。私とTさんは今回、折りたたみ浴槽(Sサイズ2万2千円)を購入することにしました。A子さんは、実家に置いているそうなのですが、品質も優れているし、使いやすいと言っていました。
山田社長のお話はとても面白かったです。私達3人(Tさん、M野さん)に、とてもわかりやすく宿便のことを説明してくださいました。宿便は、一言で言えばお腹にたまった老廃物。飽食や過食をすると、便になって出て行く時間がなく、かすのように不要な宿便が腸にたまるのです。それが悪さをして病気になったりするのですが、これを甲田療法でかなり取り除くことが可能です。「それは、過食してピストン式に出した便とは違うでぇ。どんなに排便しても、たまるものはたまる。特に食べ過ぎたら、不要な物を排便するのは容易なことやない。そういう無駄なもんが腹にどんどんたまるんやな。」以前甲田医院では、患者さんが劇的に宿便を排出した時に、その便をいただいて標本にしたり、写真を撮っておいたようです。その写真を山田さんは見せてくださいました。
まずは胎便と言われている、生まれたての赤ちゃんが排泄する便(カニババと言う)の写真から見ました。これをちゃんと排泄しきらないと、後で赤ちゃんが調子を悪くしたり、病気やアトピーになったりするので、数日かけて出し切るのだそうです。それまでは母乳を与えない。こういう方法もあるのですね。それから大人の宿便写真を見ましたが、いやはやいろんな種類があるのでびっくり!「宿便は本当にためこむとやっかいなんや。誰もが持っているものだけれども、医学的には今ひとつちゃんと証明されていない。けれども、ここに来る難病の患者さんたちならみんな知っている。断食して何日も何も食べずにいると、宿便が出る。もう、ほんまに沢山出る人もいる。それは腸にたまっている毒素なんやな。」山田社長は熱をこめておっしゃいました。「それが出てから、どんどん病気が治っていく。甲田医院にはそんな人ばっかりや。それで、みなさんは今入院されて、しっかりと療法をやっているし、脱線もしていないけれども、それは何を意味するかっていうと、とてもお腹がきれいな状態だってことなんやね。まるで生まれたての赤ちゃんの腸みたいなもんや。そのままで退院して、早速何か食べてしまおうってことになると、それは普段の時よりもっと危険なんや。つまりピュアな状態に油モンや甘いモン、身体に良くないモンを食べると、そのままものすごー勢いで身体が吸収してしまう。これは本当に危険なんや。以前、他のある断食道場で、断食して山から下りた人がすぐにピーナッツを一袋平らげたところ、鼻血出して具合悪くなり、亡くなりはったって話を聞いたことがある。それくらいとても断食は危険で、ちゃんと専門医に診てもらいながらやらないかん。でも、問題は自分自身にある。つまり、断食や少食が良いってわかっていても、なんかこー食欲に負けてしもうて、ちゃんと食餌療法ができない患者さんやな。そういう人がこんなん写真を見ると、ええって驚いて怯む。まぁこの写真で脅かすってことなんやけれども、本来は患者さんに脅しをかけて食欲から目をそらさせるなんてことはするべきやないんや。そうやなくて、自分がどうしても治りたいから、時間をかけて食餌療法をするって前向きじゃなければあかん。だからみんな、めげずに頑張ってぇや。」
この宿便のアルバムは、山田社長がお時間のある時でしたら、気軽に見せてくださいます。センターには、お昼の玄米食なども用意されていて、甲田医院にいらした方がお休みできるようにもなっています。
玄米おにぎり二個で200円とは、ものすごく良心的! 「そうやなぁ。大変な思いをして来てはる患者さんに、少しでも休んでもらおうと思て、採算はほとんど度外視して作らせていただいてます。」
甲田医院指定店「山田健康センター」。甲田医院と同じように、愛と慈悲の心が溢れている場所です。山田社長! いろいろありがとうございました!! 頑張りますね。
http://www.studiohk.net/
イラストレーター&ライターのK氏が、精魂込めて作ったサイトだ
そうです。一度ご覧くださいませ!