2005-07-13

韓国日記 7

韓国日記最終回です。いろいろ他のことも書きたいのですけれども、この韓国のご報告をしてしまわないと、先に進めない!ということで、韓国から日本に戻る日のことを書かせていただきます。

JDは仕事があるとのことで、昨晩遅く宿泊場所の友だちの所に行ったそう。私達とは、日本に戻る前に会いたいと言ってくれて、今日中にどこかで合流するとのこと。なんだか忙しい思いをさせてしまって申し訳ない!そして私達は、朝フルーツなどを朝食代りに食べて(ナイヨンが用意してくれたので、ほんのちょっとだけいただきました・・・)、いろんなおしゃべりをゆっくり午前中した後、お兄さんの車でオモニの家へ。途中降りてプサンの街を雨の中ぶらぶら。小ぶりだったので、なんとかなりました。プサンもソウル同様、いやそれ以上に日本語が通じて、お店の人々はかなり流暢な日本語を操っていました。ヨン様のことも聞いてみると、「最初、ヨン様が日本で爆発的に人気になったので、それが何だか嫌で、韓国の人々はヨン様を少し嫌いになったのです。でも、韓国人は変わりました。ヨン様のことで、日本人が本当にたくさんいろんな物を買ってくださるし、とても多くの観光客が韓国に来てくださるので、ヨン様、ありがとうという気持ちになったのですよ。」とのこと・・・。複雑な表情で真面目に話してくださるので、やっぱりいろんな思いがあるのかもしれないなぁ、と感じました。
そこで、両親や妹への安いお土産を買ったら(韓国海苔とかです)、おまけに、ヨン様のお顔が印刷されている缶の飲み物、イオンエードをくださいました。ひゃ〜、すごいです、これ。ソウルの飛行場でも山のように積んで売られていましたし、日本人韓国客が、お土産にたっくさん買って帰るそうで、もう、いろんなところで売っていました。いただいてなんとなく嬉しい私・・・。うふ!

そしてオモニの家へ。2階がオモニの住まいなのですが、1階の食堂にいました!「よしこ〜!! ここよ、みんないらっしゃい〜!お昼ごはんを一緒に食べましょうね。」と言って、ナイヨンのおばさんの食堂で、それはそれは美味しい韓国料理をご馳走になりました。やはり、私のことを考えてくださって、お肉は一切なし。新鮮な野菜とお魚のお料理で、白いご飯の代りにビビンパプ(魚バージョン!)もあって、ひゃ〜とってもデラックス、スペシャル!大感激して、たくさんいただいてしまいました・・・(ちょっぴり反省)。オモニは、「よしこはあまり食べないと思ったので、心配していたんだけれど、私たちが出す物をみんな美味しいって食べてくれたから嬉しかったよ。」と言いました。そうです、私達のために用意してくださったお食事なのですから、やはりありがたく、美味しくいただきたいって思いました。無理ではなく、本当に美味しかったんです。Mちゃんにレシピを聞いてきて、と言われた水豆腐も最高!「よしこ、時間がないので、後でレシピをメールで書くからね、オモニからしっかりと聞いて書くので、待っていてよね。」とナイヨンが言ってくれたので、またまた大感激!

その後、オモニの家に行ってお茶をご馳走になり(朝鮮人参茶でした)、記念写真などを撮っていたら、JDがやって来ました。「ナイヨンと僕から、よしこにプレゼント」と・・・それはなななんと!「キョウルヨンガ(冬のソナタ)」のDVDではありませんか!!?
きゃ〜!!! そんなそんな、とっても高価なものなのに〜!! 申し訳なくって、本当にドキドキしてしまったのですが、「よしこ、私達からの気持ちだからね、韓国のことを好きでいてくれてありがとう!これからも仲良くね、よろしくね!」とナイヨン。それは、オリジナルバージョンで、英語の字幕スーパー付きの韓国製DVDでした。リージョンが違うので、日本の一般DVDプレーヤーでは再生できませんが、ドイツの私のものはマルチプレーヤーなので大丈夫!とってもとっても嬉しかったです!!
その他、オモニやお兄さん、そして最後に加わったスクモニンからも素適なお土産をいただき、本当に素晴らしい、あたたかい時間を韓国で過ごしました。

JDとはオモニの家でお別れし、飛行場へはお兄さんの運転で、ナイヨン、オモニ、スクモニン、アンナが来てくれて、SCちゃんと私は大感激。最後には、私は大泣き状態になってしまい、オモニもスクモニンも涙ぐんでしまいました。ナイヨンが笑顔で、「ほらほら、そんなに泣いていちゃダメよ〜!私がいなくても、いつでもオモニとスクモニンを訪ねて遊びに来てよね。オッパもいつでも来てって言っているし、いろんなところをもっと案内したいって言っているからね。よしこ、来てくれて本当にありがとう!」ナイヨンの優しさが身に沁みました。オモニも、「私のことを、韓国のお母さんと思って、いつでも気軽に遊びにいらっしゃいね。」と言ってくださって、じ〜〜んとしました。

飛行機でたった2時間の外国、韓国・・・。たくさんのあたたかい気持ちをいただき、幸せを感じた旅でした。何度でも行きたい国になりました。