2005-09-16
人生は予測がつかない
本当に、人生って予測がつかないなぁ、と思います。とてもうまくいっていたことが、ほんのちょっとしたことであっという間に覆ってしまう。人間関係でも、仕事でも・・・。例えば、曽野綾子さんの「魂の自由人」という文庫本をたまたま読んでいたのですけれども、「世間にもわかるほどに、その人と親しくする方がいいのは、その人が境遇的に、健康的に、落ち目になった時か、危機に直面している時である。」・・・・こんな文章に出会うと、自分のこととつい重ねてしまいます。私は、耳が悪くなったことで、さらに親しくなった友だちが何人もいます。その人達は、私の宝物です。もちろんその逆もあるけれど、病気になったことで悲しいこともあっても、それゆえに真実にめぐり合うってこともあるので、予測がつかないもんだなぁ、なんて思ったり・・・。仕事のことでも、すごくうまくいっていることが、しかも自分がミスをした訳じゃないのに、相手の言動が一貫していないことから、スポンサーに対して面子がつぶれて困ったとか・・・さらにその相手が突然もうやりたくないと言ったりとか・・・。全く予測できないことがあるんですよね。想定外っていうんでしょうか、今の言葉で言えば・・・笑。でも、悪いことばかりじゃなくて、本当にピンチ!という時に、ちょっとしたステキなことがあったり・・・。ダメだと思っていた人間関係が、ひょんなことで復活したり。
・・・本当に、人生は予測がつきません。最近は、まだまだ問題がいろいろあるものの、私がすごく困った時は、息子が助けてくれようとしているのがわかります。落ち込んでいたりすると、「お母さん、笑って!マイナスに考えて暗くなっているのは意味ないよ!俺はいつもポジティブに考えるようにしているんだよ。何故だかわかる?そうした方が、短い人生だし楽しいでしょ?悲しくなっているのもったいないよ。それにそうやって明るくしていると、自然とそうなっていくんだよ、本当にね。」と言われ、私が最近やっと気がついたイメージトレーニングのことを、すでに14歳でわかっているんだ、と妙に感心してしまいました。今、私は大きな問題にぶつかって、かなり緊張していて疲れるし、眠れないのですけれど(それゆえ少食がうまくいっていて、全く食欲がないのです。でも、これってあまり良くないですよね・・・。昨日は豆乳と青汁のみでした)、息子が「大丈夫だよ。75%はうまくいくよ!心配しないんだよ!」と言って慰めてくれます。・・・75%・・・汗。どこからそういう数字が出てくるのか・・・。「ダメなことだってあるけど、そんなこと思っているより、うまくいくって思っていた方が楽しいし気持ちいいじゃない。だからそんなダメになることなんて考えないんだよ!」と逆に諭されて、やられた〜って感じです。
まだ悶々と仕事のことを考えていて眠れないのですけれど、息子の言葉を思い出し、ふとんに入ることにします。あ、ふとんというより、床に薄い毛布を敷いて、その上にシーツを敷いて寝ているんですけれどもね・・・。息子も最近は、キャンプ用のマットだけで寝ています。少しずつ床に直の状態に近づいてきています。