2005-12-01

ミュンヘン

さて、26日の朝。朝食ルームにて7時にE子さんと待ち合わせ。「外はあまりに雪が降っているから、心配だから7時半じゃなくて15分には出ましょう。もうタクシーも手配したから。」とE子さん。え〜!そんなに雪が降っているのでしょうか? ホテル入り口を見ると、それはそれは激しい雪! あらぁ・・・。ということで、お茶だけ飲んですぐに出発しました。それでも問題なく飛行場に到着。随分早く着いたのですが、E子さんがパリとミラノで購入した物のタックスをバックしてもらう手続きをする必要があり(ホテルでは、その国ごとに処理しないとならないから、デュッセルの飛行場では無理だよ、と言われたのですが)、早速Zoll(税関)へ。事情を話したところ、問題なく全てにスタンプを押してくださり、ほっとしました。隣のカウンターで、半分くらいの用紙は受理してもらえたので、その場でキャッシュバック。大喜びのE子さん!(良かった!)後は郵送になるので、ポストに投函し、その後ゆっくりとお茶をいただきました。

「それにしても、かなり降ってきたわね。さっきよりすごい雪なんじゃないの?ちゃんと飛ぶかしら・・・。」と心配そうなE子さん。彼女はパリ経由で日本に戻るのです。私のフライトは9時55分、彼女のは10時50分。随分時間があるのでのんびりし、9時半頃にお別れしました。一応その前にボードをチェックし、E子さんのフライトが時刻通りか確認しました。変更がなかったのでたぶん大丈夫だったとは思うのですが・・。実は私のフライトが大幅に遅れたのです。前の便も飛んでいないということで、前と一緒にし、私の便の後の便で、全てまとめて一度に飛ぶということになり、その変更手続きに膨大な時間を費やしました。結局3時間遅れて搭乗。ところが機内でも待つこと1時間!! 信じられない・・・。機内でじ〜〜っと待っているのもつらいですね・・・。やっと飛んだのは、なんともう午後2時でした。アンゲリカはどうしているかなぁ・・。携帯電話が壊れてしまって、電話も通じない私・・・。飛行場で私を彼女は待っていてくれているのでしょうか・・・。でも4時間も・・・・???

ミュンヘンに到着しました。ところが・・・荷物が出て来ない!!! 私と同じ便の人の荷物が全て、デュッセルに置き去りになってしまったのだそうです・・・が〜〜ん! しかも、その日のうちにミュンヘンに運ばれるかどうかわからないとのこと・・・え〜!!! あたふたしていたら、荷物紛失の手続きに並び遅れ、なんと最後になってしまいました・・・・。嗚呼・・・・・。
やっと私の番!! でも、耳がよくないので、なかなか相手の声が聞こえません。なんとかコミュニケーションをとったものの、そういえば・・・トランクの中に、27日のミュンヘンーベルリンの電車チケットが入っているのです!!「あの、明日私はベルリンに戻るのですけれど、その電車のチケットがトランクの中に入っているんですよ!どうすればいいんですか?」と聞いたところ、係りのおじさんは気の毒そうな顔をして、「そうですか・・・う〜〜ん、それは困りました。今日中に貴女が滞在されるところに荷物が到着する可能性は、本日の場合はあまりに少なく、となるとベルリンに直接お送りすることになるけれど、そうなるとチケットはなしとなり・・・。もう一度お買い求めいただき、その金額を当社にご請求いただくことになります。」とのこと・・・。はあ。

アンゲリカは待っていてくれました。ぼろぼろになった私を抱えてくれて、ちょっとお茶をして、それから車で彼女の家に戻りました(ミュンヘンから車で1時間の所なのです!)。「淑子、私は今年のクリスマスプレゼントに、淑子に携帯電話を買うからね!もうね、それがないと駄目だわ、こういう時。待っていても、本当に飛んでくれるのかわからなかったし。インフォで聞いても、私は淑子の親族じゃないから、教えてくれないのよ。だからすごく不安だった、本当に飛んでくるのかしらって。」とアンゲリカ。ああ、随分大変な思いをさせてしまったのですね、申し訳ない・・・。「ごめんねアンゲリカ・・・どうすることもできなかったの。私が公衆電話で一方的に何か話して連絡すればよかったね。」一息ついてからアンゲリカの旦那様のヴィリーと3人で再び外出。伝説の故ハイラーの集いに参加し、アンゲリカは私の病が治るようにと、祈ってくれました。ありがたいことです・・・でもすごい疲労・・・。

夕方に終了し、家に戻り、たまたまスイスから遊びに来ているヴィリーのママにご挨拶。アンゲリカの息子、ヴィンツェントと5人で車で食事に行きました。(娘のマリエラは、ボーイフレンドの家に遊びに行っていて留守。ああ、青春!)近くのドイツ料理のレストランでしたが、かぼちゃのスープとルッコラのサラダだけいただき、大満足。もうそれで充分という感じでした。みんなはワインに前菜にメインにデザートと、それはそれは大量に摂取しておりました(笑)。そうですね、みんな体格がいいですし・・・。何だか、食べる量があまりにも違います。

再び帰宅し、みんなで暖炉を囲んでしばらくお茶をいただきながら団欒。暖炉の火って、本当に気持ちがいいです!! なんだか、ほわ〜〜んと温かいものが身体を包んでくれました。

翌日、ゆっくり起きた私達は、ブランチを12時にしました。私は黒パンにちょっとハチミツをつける程度にして、後はルイボス・ティをいただいて過ごしました。豪華なブランチでしたけれども、食欲もなかったし、黒パンだけで充分でした。その後アンゲリカと仕事の打ち合わせをして、3時に出発。ミュンヘンの東駅で降ろしてもらい、一人で飛行場に行きました。そこでトランクを受け取り、改めて買った飛行機のチケットがあったので、それでベルリンまで飛びました。家に着いたのはもう9時過ぎ・・・。ベルリンの飛行場からタクシーに乗ったのですが(というのも、アンゲリカがいつものように、ものすごくたくさんの贈り物を持たせてくれたので、重くて運べなかったのです・・・汗。ローゼンタールの食器まであり!!)、それでもそんなに時間がかかりました。息子はちゃんと家に戻っていましたが(3泊友達のダニーのところに泊めてもらっていたのです)、翌日テストがあるとかで、早く戻って来たのだとか・・・。「その割りには、君は今何しているの?ゲームじゃないの、それ?」と疑わしい目で息子を見る私。「どうも、君は言っていることとやっていることが時々違うよね、ちゃんとテスト勉強したの?」「したよ、もうばっちりだよ。それで遊んでいるんだよ。」・・・・無言でしかいられない私・・・。まぁいいでしょう。信じましょう・・。

ということで、私の3泊の旅行(?)は無事終了となりました。でも・・・翌日の月曜日は、さすがに疲労が激しく、ずっと寝ていたのであります・・・。

今日は水曜日。実は冷凍庫に、食べきれなかった生の玄米粒(すでに何日か塩水に漬けたもの。)を入れておいたのですが、それを出して塩水に漬けておきました。食べられるものなのでしょうか? 今日ちょっと試してみようと思っています・・・。駄目だったら・・・作りなおさないとですね・・・。体調は、徐々によくなってきています。

本日の「オーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィ」は、

サンザシとアセロラのジュース

このエントリへの反応

  1. 度々お邪魔して申し訳ありません。。。

    生の玄米粒、、、冷蔵庫で塩水に漬けて置いたということですが、雑菌が繁殖していないかが心配なのですよね。

    ご心配でしたら、熱を通せば問題ないと思うので、炊いて普通の玄米ご飯として召し上がればと思います。
    捨てるのは、勿体無いですからね。

    と、至極当たり前で、勝手なコメントを入れつつ、お聞きしたいのは、、、(w

    冷蔵庫で3日間、塩水に漬けて置くとのことですが、
    その間、水を取り替えることはしないのでしょうか?
    私は常温で2〜3日漬けていますが、半日(12時間)毎に水を取り替えています。

    それから1食分の量はどれ位なのでしょう?
    ○○グラムという説明は、読ませて頂いた記憶があるのですが、水に漬ける前と後では違うし、ピンと来ないものですから、、、

    私は1合づつ作って、それを2〜3食に分けて頂いています。
    ティースプーンを使っていますが、噛み砕くのが大変で、時間が掛かるし、顎も疲れますよね。
    そんな訳で、食べる食べないや量については、その時の調子や気分で頂いているのが、殆どです。

    いつも勝手にお邪魔な質問ばかりで、御免なさい。
    でも生菜食について聞ける人って、居ないものですから。。。