2006-04-02
貴重な2時間
土曜日。もろもろの仕事メールをして、お風呂にゆっくり入り、4時にアンドレアの家に行きました。ブルーノのママですね。学校のこと、先生のこと、そして日本に戻ってから息子が私より10日間ほど先にベルリンに戻るので、その間のことなど、いろいろ話しました。とても貴重な、私にとってはすごくありがたい2時間でした。
行く前に、息子が随分体調も良くなったので、久しぶりにシャワーを浴びていたのですが(その前の病気の時は私が洗髪してあげたのです!!)、すっきりして出て来たら、「お母さん、今日はマルコがうちに泊まってはいけない?」と聞くのです・・・喉元過ぎれば・・・どうしてこう、遊ぶことしか考えられないのでしょうかね??? 「何故、病み上がりの君のところにマルコは泊まりたいのかな?」とちょっと意地悪な質問をしたら、「いやぁ、マルコのお姉さんが今日誕生日で、何かすごいパーティをするんだって。それで家族はどこかに行ってくれって感じなんだってさ。でね、ここだったら楽しいかなって・・・・」ゲームですね・・。「君みたいなまだ完全に風邪が治っていない友達の所に泊まるのでマルコはいいわけ?うつってもいいって言うんだったら、お母さんは別にかまわないわよ。ただし、自分の部屋、居間、ラッキ&クッキーの掃除、それらをきちんとしてからじゃないと駄目! 元気になったからこそ友達呼ぶんでしょ? だったらその前に、前からの約束通りするべきことをして頂戴ね。」と言いました。息子は承諾し、嬉々としてさらにブルーノやマクシィまで呼ぶ始末。(彼らは泊まりませんが・・・)まぁ今日はいいでしょう、久しぶりだし、と思ってそのままにし、ブルーノのママ、アンドレアのところに行ったのでした。
ところが、ブルーノはまだ家にいました。「あれ? ブルーノ、まだ行かないの?」「うん、お茶の時間が終ってからね。」 ええ?
あら〜!!
私はてっきり、アンドレアとだけ話をするのだと思ったのですが、しっかり家族のお茶の時間に招かれた形になっていて、ママ、パパ、ブルーノ、そしてブルーノのお姉さんのフランツィスカまでいます!! みんな一緒にお茶+手作りケーキで過ごすのです。この家族は、いわゆる一般的なしっかりしたドイツの家庭なのです。
う〜ん、私の耳で聞こえるかなぁ? でも新しいスイス製の補聴器を購入したので、前よりは若干聞こえが良いので、何とかなりました。初めのうちは、ブルーノの家族と私の5人で談話。このフランツィスカが結構日本に詳しくて、面白い質問をしてくるのです。例えば、「日本では、海外の製品をコピーして売っていることが多いようですが、それって日本人にとって誇れることなのですか?」など・・・考えようによってはかなり手厳しい質問です・・・。あるいは、「日本に行ったら、私のためにあんこを買って来てくれる?」などと、通なおねだり。「もっちろん、おせんべいまでつけて持って来てあげるからね!」と言いました。
さて、子供達はいなくなり(ブルーノは我が家へ)、それでは本題に、と思ったら・・・パパは残っているのです!! え〜〜!!! パ・・パパも学校の話に参加するのですか?と驚いたけれど、しっかり最後まで参加してくれました。とても教育熱心な両親なのです。素晴らしい!! で、私は学校のことや息子のこと、日本に戻ってからのこと、息子が10日私より早く戻ることなどを話し、ダニーのところにお願いしているけれども、1週間ほど息子は学校を休む形になるので、ブルーノに日中勉強を教えてもらえないか、などとお願いしたのでした。アンドレアは快諾してくれて、いつでも息子が泊まっていいとも言ってくれました。本当にありがたいことです。パパも好意的で、心配いらない、ちゃんとケアするからね、と言ってくれたので、とってもありがたくて何度もお礼を言いました。
2時間みっちり教育のことについて話し合い、いろんなアドバイスももらって、良い時間を過ごしました。PCでできる教材も教えてもらって、それはなかなか面白そうなので、それだったら息子でも大丈夫かも、と思い、日本に発つ前に手に入れて、日本でもできるように準備しようと決心しました。
本当に、私にとってはブルーノのご両親はとてもありがたい存在です。どうやってお礼したらいいかわからないほど! あんこやおせんべいくらい、なんのそので持って帰って来ますからね〜〜!!!