2005-12-19

カーサ・ブルータス

最近、ほとんどライターとしての仕事をしていなかったのですが、(ドイツにある日本の会社との仕事は、ある意味ライターとしての要素もありましたが、プラスアルファの部分の方が多かったので、厳密にはライターの仕事とは言えないでしょう。)秋にちょこっといたしました。それは、前にも少しこのブログに書かせていただきましたけれども、絵本画家さんの取材をしたのです。

「カーサ・ブルータス」誌の、今月発売号(つまり、現在発売している新年1月号ですね)にて、私が書いた記事が見開き2ページで掲載されています。ベルリン生まれの画家、ミヒャエル・ゾーヴァ氏の記事です。とても面白いお話も伺うことができましたので、ぜひご覧くださいませ! ゾーヴァ氏は、日本でも大ヒットしたフランス映画「アメリ」の、映画の中の絵画やオブジェなどを担当した画家さんとしても有名です。絵本は、本当に沢山出版されていて、どれもとても面白いです! 絵はこの上なく幻想的で夢のような気配を漂わせていて、ただ素適なだけじゃなく、何かがあるというか・・・本当に心をちょっと揺さぶられる感じです。ゾーヴァ氏は本来は画家さんなので、絵本画家としての顔と、純粋な画家としての顔を分けていらして、とても興味深かったです。大作を描く時間がないから、もう少ししたら画家にシフトして集中的に描いていきたい、とおっしゃっていたのが印象的です。

私が好きなゾーヴァさんの絵本は、「ヌレエフの犬 あるいは憧れの力」と、「エリカ」です。「ちいさなちいさな王様」も可愛いですし、う〜〜ん、やっぱりどんどん増えてしまいます! 

ゾーヴァ氏の作品展が、来年1月に銀座の松屋で開催されるそうなので、ぜひご覧いただきたいと思います。本当に、とってもあったか〜い素適なおじさまでした!

さて、そして本日日曜日のお食事は・・・。息子がとってもお腹が空いたというので、これからお鍋にします。もちろん、玄米を炊きました。私は玄米とお野菜のみで、ささやかにいただこうと思っています。