ポット出版

デュッセルドルフとヴッパータールに行って来ました。今回は1泊という強行軍でしたが、のんびりした4時間の電車の旅もなかなか良いなって思いました。特急インターシティの振動で、時々うつらうつらとして、気持ち良く眠ったり、本を読んだり。バタバタながらも、ゆったりした気持ちになりました。

ヴッパータールでの、ピナ・バウシュの新作公演は、それはそれは素晴らしかったです！　今回は韓国をテーマにした作品だったのですが、ずっとピナのところで踊っている私の友人のナイヨンが韓国人なので、いろいろ情報収集も充実していたようですし、いつもより創作の時間が1ヶ月ほど余裕があったようで、作品の完成度は高く、とても興味深い内容でした。芸術という、光と影、強弱や喜怒などの創造的な表現がちりばめられていて、それはそれは至福の時を過ごしました。休憩まであっという間に時間が経って、その後も観客を魅了し続け、ナイヨンは頻繁に舞台の中央で踊り、もううっとり。友人として、誇りに思いました。舞台が終了してから、デュッセルドルフで泊めていただいたＴちゃんと2人でナイヨンに会って、この感激を伝えました。会場は満員でしたし、ホームグラウンドということもありますが、熱狂的な大拍手とブラボーで迎えられたのです。大成功です！！

ナイヨンとはほんのひとときだけおしゃべりして、すぐにデュッセルに戻らないとならず、お別れの時間がすぐに来てしまいました。でも、夏に韓国で再会しようと約束して、幸せな気分のままバイバイと言い合いました。Ｔちゃんも大満足してくれたので、すごく嬉しかったです。
もう、私はナイヨンを贔屓目で見ているかもしれませんけれども、すごく素適でした！　美しく、エレガントで、優雅で静かな踊り。その場の空気が変わってしまうような、本当にグレイスな雰囲気の踊りでした。ああ、本当にどうしましょ！♪
こういう時は、興奮していますので、脱線もしないと思えるのですが･・・・実は公演前に、Ｔちゃんと和食を軽くいただきました。おうどんと海苔巻き少々。美味しかった・・・結局脱線・・・でも、その日はそれだけで済み、翌日も朝食はせず（Ｔちゃんの所に泊めていただいて、気心知れているので、Ｔちゃんだけが食べて私は飲み物を飲んでおしゃべりしていました。）、そのまま電車に乗ってベルリンに戻りました。

ということで、本日金曜日からなんとか本スタートって感じです（笑）。助走が多すぎですね。自分でも情けないって思いますけれど、笑ってしまう方が先にきて、シリアスに悩んではいません。全てを受け入れて、楽しく生菜食Ｂができたらいいな、と思っています。

本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは：

デュッセルドルフ