ポット出版

昨日は、息子の衝撃的なフォロー（？）を聞いて、私は本当にのけぞりましたけれども、もちろん冗談で言っていますので、息子はかっこ良くもなければ頭もちっとも良くありません（落第しそうになったくらいですしね・汗）。

でも、底抜けに明るくて、喧嘩などしていない時は、案外優しいところもあります。

まぁ、まだまだ思春期ですので、いろ～～んな大変なことは山のようにありますけれども、息子と一緒に暮らせるのはあと数年というところでしょうか。子供は親から巣立っていくものですからね。

それまでの間のかけがえのない時間を、息子と大切に過ごしたいと思っています。

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さて、ずっと忘れていたのですけれども、以前新聞にヨーロッパ人の肥満についての記事が載っていました。

その記事によると、ドイツは、ヨーロッパで最も肥満が多いとのこと！

う～ん、頷けますね。

これは、国際肥満学会という機関による調査結果なのですけれど、ドイツ人はかなりショックを受けているようです。

でも食事の内容を見ると、これは仕方がないかも、と思ってしまいます。

油っぽい肉、それもステーキなどが多いですし、あるいは加工品は塩分も相当含まれているソーセージやサラミ。
マーケットに行けば、いろんな種類のハムやサラミがずらっと並んでいます。

最近では、マーケットのチキンハムや、トルコのケバブ・インビスでもチキン・ケバブがヘルシーだということで人気ですけれど、私から見ればあまり大きな差はないような・・・。何れにしても、かなりのカロリーがあることは確かです。

それに、じゃがいもを沢山食べますし、ビールなどもすごい量を摂取しているのを見かけます。

見ていると、あまり野菜を多く摂らない感じもしますし・・・。酢漬けのキャベツ・ザウアークラウトや、きゅうりのピクルスで済ませてしまうドイツ人も多いようです。

夜は、カルテスエッセン（加熱していない、冷たい食事という意味）の家が多く、パンにハム、サラミ、ちょこっと野菜程度。あってもスープくらい、という家もまだまだ多いのです。

そういう食事では、肥満体型になってしまうのは、自然の成り行きというものでしょう。

もちろん、ドイツもアメリカやフランス同様、日本食がすでにブームを超え定番になってきていますので、ヘルシー感覚でお寿司などを口にするドイツ人もかなり増えています。でも、じっと観察していると、お醤油をこれでもか！というくらいなみなみお皿に入れて、お醤油の海の中にお寿司を落とすといった感じなのです！　これには驚いてしまいます。
シャリが白じゃなくて、もうお醤油色になっていて・・・・美味しいのかな？

相当な塩分を摂取することになりますね。イコール、ヘルシーとはほど遠いような・・・汗。

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我が家は、もちろん私はできるだけ夕飯はいただかないようにしていますが、息子の食事も、たとえ肉を調理しても、油はオリーブオイルに決めています。味付け程度にごま油を使用することはあっても、それ以外では他の油は使いません。
チキンの場合は、できるだけ油を使わずにオーブンで蒸したりホイル焼きにしたりして息子に食べさせています。
そして、何といっても野菜を多く摂ってもらうようにしています。
幸いにして、息子は青汁を飲んでくれるので（今のところいやいやですが･･･汗）、野菜の量はそこそこではないかな、と思います。
それに、ジュースの買い置きもやめましたし。
外食の時には、ジュースを頼むことがある息子ですが、家で水しか飲まなくなってから、飛躍的にスマートになったせいか、もうジュースを家で欲しいとは言わなくなりました。
こうして我が家は、できるだけ糖分と油分を摂らないように気をつけています。

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数年前までは、ベルリンの街を歩いていて、沢山の肥満体型の男女を見かけました。

というか、平均して、太っているなぁと感じるドイツ人がほとんどでした。
顔がすっきりと細かったり小さかったりしても、お腹やお尻がどーんとしている若い人も多かったのですね。

でも、上記の結果は出たものの、私はここのところ、随分若い人達がスリムになってきているなぁと感じます。
この感覚は、以前は全くなかったことです。

「若いのにこんなに太ってしまって、身体は大丈夫なのかな？」と気になる体型の人ばかりだったのが、最近は、
「あら、この子随分スタイルがいいな～。ジーンズも細そう！　何インチなのかな？」と、ついつい人間ウォッチングをしてしまうほど。

それに、ベルリナーは全くおしゃれじゃなくて、そこがかえって新鮮でかっこよく見えたものですが、最近はおしゃれだなぁと思う若い子が増えました。
お化粧をしっかりする女の子、髪型に気を使う男の子・・・。

ベルリナーのおしゃれのひとつに、良い体型（スリムになる）ということも含まれているような気がします。

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新聞によると、断食や少食がドイツでも少しずつ注目されてきています。

青汁の良さも評判になっていて、本も何種類も出ています。

ドイツ人が一番太っている・・・・そういう時代も、もうすぐ終わるかもしれません。

ドイツでも、もっともっと少食が浸透してくれればいいなぁ、と思います。