2007-04-20

祈ること・・

日本で、アメリカで・・・世界中で、いろいろな悲しい出来事が起こっていますが、ここベルリンでも重い空気が漂っています。ドイツ人は社会派が多く、議論や討論をよくします。大きな社会問題は、テレビや新聞だけでなく地下鉄に乗っていても、モニターで映像と文章が繰り返し流れます。

私には息子がいますから、人事とは思えないニュースも多々あります。

そんな時、私は一人で心の中で祈ります。

祈ること・・・それくらいしか、今の私にはすぐにはできません。

でも、そこから始まるような気もしています。立ち止まって、祈る・・・。
大事なことのように思えるのです。
祈ることは、みんなでポジティブに向っていくことのように感じます。

・・・

さて、昨日はとても良い打ち合わせができました。それこそポジティブで素敵なオーラに満ちていて、あらゆる意味で収穫の多い濃い時間でした。

あるデザイナーと私は、これから契約を結ぶことになります。彼女はとても素晴らしいクリエイターで、今後日本で人気が出ることは間違いないでしょう。彼女が、おそらくは最もすぐにでもブレイクしそうなフランスでも、まだ紹介されていないピッカピカの新人なのです。

出会えたことはすごいことです!

ご縁というより、二人で話していたのですが、これはもう、

「運命」の力です!!

こういうことは、一方的にパッションがあっても成立しません。双方でその気にならなければ生まれないエネルギーです。片方が「凪のように身を任せ」、もう片方だけ「熱くなる」というのでは、先細りしてしまうのです。

そうではなくて、お互いの気持ちが前に向いていて、同じエンドゴールを描けること、そのプロセスは、それぞれの創作方法や手順がありますから、別に歩いていっていいかもしれないけれども、お互いに相手の投げたボールを受け止めて、投げ返せることが大事だと思います。そうしてお互いのエネルギーが相乗効果でどんどんアップしていって、思いもよらない素敵な何かが生まれる・・・。これが、本来のコラボレーションの素晴らしさだと思います。

それができれば、どんな仕事をしていても、本当の意味での文化交流になると感じます。

私は昨日、彼女と話をした後に、日本にメールを入れました。長い報告書メールを書いたのですが、心が入っているのでとても良い波動があったと思います。そして本日午前中に、日本から電話がありました。

その後、デザイナーからも電話がありました。こうしたことは、ちゃんと連鎖するものです。

全てがスピーディに、そして前向きに進んでいます。拘る全ての人が良いと感じてくれることが、私の喜びであり、幸せです。難しい話もあり、課題はいくつも残されているものの、うまくいっている部分は最高の状況です。
そのデザイナーは、これから作る新しいコレクションにも、ますます力が入ってやる気いっぱいになっています。

こうしたご縁を、大切にしていきたいと思っています。

・・・

少食は、どんどんいい感じです! 息子もスマートになりましたし、先ほど学校にいる息子の携帯から電話があったのですが、実は今日はラテン語の小テストがありました。先生と先日面談をして、いろいろ話し合って、もっと頑張らないと厳しいことになるということだったのですが・・・。
昨日も、ちょっと息子を励ましつつ、頑張るように応援していたのですが、どこまでまじめに勉強したのかわからず・・・。

去年のように、また落第騒ぎになったら困るなぁと思って、私の方も気にかけていたのですが、親がストレスになっても仕方がないし、もうなるようにしかならないと、気にしないようにしたら・・・。

朝起きて、学校に出る直前の10分程度でしたが、私に紙を渡した息子は、

「お母さん、そこに書いてあるラテン語の単語ね、俺ちゃんと覚えたと思うよ、ちょっとテストしてみてよ。」と言いました。

息子が小学校の頃、朝起きてから学校に行く前の15分くらいで、よくラテン語の単語練習を一緒にしたものです。

「わかった・・・ではいくよ!」私は、ドイツ語の単語を読みました。息子はラテン語で答えます。

うん、なかなか良い感じです!!

「OK! 大丈夫よ! この調子で受けていらっしゃい。きっとうまくいくって!」

・・・そうやって送り出して、そして午後になって学校から息子は電話をかけてきたのでした。

「お母さん、俺ね、ラテン語の先生と話したよ。これからはもっとまじめに頑張るって言ったよ。」

「そう、それで先生はなんて?」

「良い心がけだって。頑張れって、応援してくれているよ。」

「うん、良かった。それでテストはどうだったの? そのことで電話してきたんでしょ?」

「そうなんだけれども・・・・俺、心配だったから、先生に頼んで特別に俺だけすぐに採点してもらうようにお願いしたんだよ・・・・そうしたら、残念ながら・・・・・<1>だったよ・・・。」

・・・・・黙

<1>・・・・え!!! それって、ドイツでは最高点ってことですよ!! 満点ってことじゃないですか!
残念ながら、だなんて・・・息子は自慢したくて、電話をかけてきたわけですね。

「良かったね~~!! おめでとうおめでとう!! その調子でちゃんとまじめに勉強すれば、君はできるんだからね。これからも、別の教科もしっかりとおやりなさいな。やればやっただけのことは返ってくるはずよ。」

あまりにまともすぎることを言って、私はちょっぴり恥ずかしかったですが、まぁ親が子どもに接する時はこんなものでしょう・汗。

とにかく、本当に良かった!

来週はテスト週間なので気が抜けませんが、しっかりと少食をして、頭をすっきりさせて、きっとうまくいくと信じて母子で頑張りたいと思います。

少食も、とてもうまくいっています!! ナイスな展開です☆

このエントリへの反応

  1. いつも関心と尊敬の念で、日記を読ませていただいています。”甲田療法”で検索して知りました。私も甲田先生の患者です。7ヶ月の息子のアトピーで通院しています。お豆腐・玄米・青汁を私が食べて、赤ちゃんが1歳になるまで母乳といわれました。私自身もアトピーがあり、結婚前に通院していたのですが、なかなかこの食事療法が続けられず、5ヶ月がんばった後、ある程度よくなったので、ニュージーランドにワーキングホリディに行き、中断してしまいました。そこで、もういままで我慢していた想いが一気に噴出し、大好きなクッキーやチョコレートを毎日食べ放題し、太って帰ってきました。なので、日記で脱線したくなる気持ちがよくわかり、共感できる部分がたくさんあります。滞在中、せっかくよくなっていたアトピーもぶりかえしましたが、以前ほどでなっかたのでこの療法の威力を感じました。

    今は、ボクササイズや甲田療法のおかげで、体重ももとにもどりました。再起して、今度は子供のためにがんばってます。青木さんの日記はとても励みになります。

  2. 松本さま

    コメントをありがとうございました!

    そうですか、甲田先生の診察を受けていらっしゃるんですね。良い方向に進んでいらっしゃると感じます。お子さんと共に、どうぞお大事になさってくださいね!

    アトピーは、甲田先生のところできれいに治った方に何人も会いました。直接お肌を拝見したのですが、普通の肌の方よりもずっとずっときれいでしたよ! 素晴らしい威力だと心から感動したことを覚えています。

    また、私がまじめに生菜食Bを続けると、最初に必ず肌から変化していきます。私の場合だけなのかもしれませんが、肌は治りが早いのではないかな、と感じています。

    おっしゃるように、たとえリバウンドしても、前ほど悪化することがなく、着実に身体が良くなっていますよね。甲田療法は本当に素晴らしいと思います!

    それを実際に身体で感じることができるから、どんなことが起こっても、たとえ脱線をしても、ずっと続けていこうと思います。

    乳児のお子さんのためではあるかもしれませんが、松本さんご自身のお体も、絶対に甲田療法によってますます良くなりますよ! 一石二鳥の療法ですね!

    これからも、どうぞお身体には気をつけてお過ごしくださいね♪
    私も、松本さんのコメントで沢山励ましていただきました。

    どうもありがとうございます!

    それではまた!

    お子さんのアトピーも完治しますように!心からお祈りしています☆