2004-05-05

現代医学では奇跡としかえいない

昨日から、私の東京での仕事が始まりました。ゆっくりしている時間はありません。ドイツに戻る前に、クリアしなければならないことは公私共に山積みです!でも、今回はそれをさわやかな気持ちで、前向きにがんがんこなしていくことができるような気がしています。耳の聞こえも良くなっていますし、なんだか幸せな気分なんです。読者の皆さんが励ましてくださっていることも、とても大きな力の源です。その他に、私の知人、友人がメールで応援してくれます。楠田枝里子さんも、いつもいつもメールをくださり、励ましてくださいます!! 枝里子さんは、来年の「日本におけるドイツ年」のプロジェクトのアドバイスもくださり、仕事の上でもご協力いただいています。お忙しいのに、沢山の温かい心をくださり、いつも心から感謝しています! ありがとうございます!

そして、おおたか静流さんからも、退院祝メールをいただきました。
NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」は、とっても楽しい、上質な番組ですねぇ! 静流さんのわらべうたは絶品です! メールをありがとうございました!

さて、昨日(4月27日)のことを書かせていただきたいと思います。
昨日は朝7時過ぎには家を出て、現代病院に行って来ました。甲田医院に入院させていただく前に、大動脈の様子などをCT検査したのでした。耳鼻科での聴覚検査もしました。その結果を伺うためでした。内科での担当医のY先生は、とっても優しく、甲田先生のことも評価してくださっている、フレキシビリティのある素敵なドクター。私が甲田療法を続けることを認めてくださっています。
「青木さん、CTの結果は良好です。治っているというより、前のひどい状態をステロイドで止めましたね、そこから数値は悪くなっていません。そのままです。これは、医学的には良い状態で、健常者と何ら変わりがないのです。良かったです。」
とおっしゃいました。

驚いたのは、その次の言葉です。
「でも青木さん、今回僕は、耳鼻科の検査結果を、昔のデータから全てチェックしてみたんです。最新の結果も見ましたが、これはね、青木さんとこうして会話ができている、ということ自体、現代の医学ではありえないほど、数値的には悪いんですよ! あれ、青木さんは、こんなに耳が悪かったんだっけ、というくらいの、極度の難聴のデータなんです! でも、こうしてちゃんと青木さんは聞こえている・・・これは、医学的には考えられず、奇跡としか言いようがない。」
とおっしゃるではありませんか!
「え~!! そうなんですか! 先生、私は今、聞こえが良くなっている感じがするのです。」
と言いましたら、
「僕もそんな感じがするんですよね。実は青木さんの聴覚は、特に右耳は、補聴器をしてもほとんど聞こえない、というデータ結果なんです。でも、聞こえていますよね?」
「はい」と言い、私は左耳の補聴器を外しました。
「ほら、こうして左の補聴器を取っても、ちゃんと先生の声が右だけでも聞こえるんですよ。これは前以上によく聞こえています。」
と言ったら、本当にびっくりされて、
「え~! 凄い!!ありえない。絶対にありえない。これは本当に不思議なことですよ。奇跡としか言いようがない・・・。」
とおっしゃいました。
「通常、青木さんの病気は、発症して1週間以内に処置をしない限り、治る見込みはほとんどないとされています。コーガン・シンドロームは、病状を把握して発見するのが難しく、しがたがって処置も遅れる。数十万人に一人の珍しい病気ですからね、青木さんも言っていたけれども、いろんな病院で診てもらっても、すぐには病名すらわからなかったでしょ。そんな病気ですよ。青木さんはだから、3年以上もそのままになってしまっていた。ここに運ばれて来た時は、命も危なかった。ステロイドの大量投与によって命は取りとめたけれども、もう耳は回復することはありえない、という状況でした。最悪は、全く聞こえないということも想定された。ところが、青木さんは今、聞こえている。前より聞こえている!! 数値的にはダメです。でも、実際本当に聞こえているんですね!! 本当に不思議だ・・・。う~~ん、すごいことですよ!! だからね、今日は聴覚検査はキャンセルしましょう。数字なんて、アテにならないもんなんですねぇ・・・・。メンタルな部分も考えたいですしね。それにしても・・・・・・・・・う~~ん、本当にすごいことだ!」
とおっしゃいました。さらに、私がステロイドを飲んでいないと言いましたら、ものすごく驚かれてのけぞって、
「え!!! そんなバカな。それでもこんなに聞こえるの? 信じられない。2倍びっくりだ。奇跡ですよ。う~~ん。」
と唸っていらっしゃるではありませんか!! 
「先生、さらに申し上げますと、甲田先生は、来年35日間断食を中心とした入院をすることで、完全に治るっておっしゃったんです。」
と言いましたら、
「え~~!!!!!!!!! そ・・・それは・・・・。う~~~~~~ん・・・・・・・!!! そうですね。そう甲田先生がおっしゃるのであれば、とにかく青木さんやってみて、結果を来年教えてくださいね。食餌療法は、現代医学とパラレルで行っても問題ないですし・・・・。その時は聴覚検査も、別の検査もやりましょう。」
と言ってくださいました。でも、頭を90度くらいにかしげて、本当に考えられない、というしぐさをしていらっしゃいました。(良くなったことを喜んでくださいましたが、びっくりもされていました。)

もちろん、これから1年3ヶ月間の課題は、「甲田カーブ」です。そのために、生菜食Bを極めなければなりません。それが本当にできるのか??? ベルリンに戻り、落ち着いたら始めなさいと、甲田先生はおっしゃいました。聞こえが良くなることが奇跡なのだったら、完治目指して頑張るしかないです。やってみよう、と益々前向きな気持ちになるのでした。

昨日は他のもろもろの仕事や、新しい仕事のレクチャー(Mさん、ありがとう!!)などもあり、帰宅は夜の11時を過ぎてしまいました。でも、どの方面もとても実り多く、幸せな気持ちになりました。
さまざまなことの結果はまだ出ないにしても、全力を尽くすことができ、良い出会いやお話し合いがあり、なによりそうしたこと全てがストレスになっていないことが嬉しいです。
ありがたいと思いますし、関わってくださっている人々に感謝の気持ちでいっぱいになります。謙虚な心を忘れずに、できることを前向きに進めたいと思いました。

奇跡は起こるんですね!! 来年の夏が楽しみです!! 完治している私をイメージし、地球がもっともっとクリーンになっていることをイメージし、戦争のない世界をイメージし、全て人々の幸せや平和をイメージします。