2007-06-03
新聞
私は、ドイツ政府からいただいているジャーナリスト・パスで、ベルリン新聞を購読しています。
このパスがあると、年間購読を割引してもらえるのです。
しかも、夏休みなどの長期不在(今年は私だけベルリンに残りますけれども)の場合は、ドイツ内の友達などに無料で転送もしてもらえます。止めることもできるのですが、だからといってその分の料金が安くなるわけではないので、新聞を読みたいという友達に、日ごろのお礼の意味もあって転送しているのです。友達もとても喜んでくれるし、私も新聞をムダにしないので、すごくありがたいエコなシステムだと思います。
例えば、2週間くらい留守にする時にも利用できます。
8年ほど前に、私がカッセルにあるアーユルヴェーダのクリニックに2週間滞在した時、そのクリニックに転送してもらったことがあります。とても便利なサービスだなぁと思いました。でも、このシステムは日本にもあるのでしょうか???
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生活を変えないと病は治らないと思っている私は、以前より無理をしなくなりました。
ライターの仕事をメインにしていた頃は、決められた期日までにアポをとり、取材に行って、戻ってから原稿を書く訳ですが、締め切りもありますし、息子が小さかったので、本当にかなり厳しい状況でした。
基本的には、仕事よりも息子のことを重視していたので(それでも親として不十分な点が多いかもしれませんが)、息子に関することを最優先して行っていましたけれども、それでももちろん仕事の締め切りは変えられません。
ですので、そこでものすごく無理をしてしまっていたのですね。
息子にご飯を食べさせても、自分は食べない。
それだけだったら少食で良いのですが、頭をクリアな状態にするために、糖分を摂ってその場しのぎで血糖値を上げていたんですね。
今思えば、それがいけなかったと思います。
甲田先生にも、すぐに指摘されましたし。
野菜が大好きで、ヘルシー志向の私ですが、忙しいとつい何も食べずに仕事に集中し、そして挙句の果てには糖分で身体をごまかしていたという訳です。
当時の私は、かなり良くないことをしていたなぁと思います。
そう思えるのも、甲田療法に出会えたからです。あと、現代病院の先生も、みなさんとてもよくしてくださいました。
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さて、このお話と新聞のどこがつながっているかといいますと・・・
そう、できるだけ無理をしなくなった、ということなのですが・・・
新聞もそのひとつなんです。
日曜日を除く毎朝届く新聞。全てのページをくまなく読む訳ではないのですが、数年前までは毎日必ずざっとチェックをしていました。
でも、それは仕事で必要だったからです。ベルリンでライターをするというのは、ドイツの文化を日本に紹介する仕事なのですから、アクチュエルな情報が常に必要です。耳の調子が良くないので、テレビやラジオでの情報よりも、新聞やインターネットに頼ることが多かったのですね。ですから私にとって新聞は、仕事上大事なツールといえました。
でも、私は現代病院に緊急入院した後、自分の生き方を大幅に変えました。
できるだけ無理をしないように気をつけているのです。
なので、新聞に目を通さない日が多くなりました。
新聞には、負の情報も沢山掲載されています。
現実を知ることは大切ですが、病気になってまでする必要はありません。
ですから、新聞を見る気分じゃないと思ったら、そのままにしておくのです。
1週間ためたとしても、気にしないことにしました。
そうしたら、随分気持ちが軽くなったんです。
今は、日本の新聞サイトで、簡単な時事を読むことができます。絶対に新聞を読まなければ取り残されるということはないのですね。
なので、新聞に対して、楽にかまえることができるようになったのです。
でも、外出する時などは、新聞を持って出ます。そうすると、地下鉄の中で読んでしまい、あとは外のゴミ箱に捨てるだけ。
これがなかなか良いのです!
すっきりとするんですね。時間も無理なく節約できますし・笑。
・・・ということで、可能な限り自分に何かを「強いる」ことを避けて、大事な部分だけにそういう心を集中したいと思っています。その大事な部分というのは、人それぞれで、その選択が個々のパーソナリティを形成しているのだと思うのですけれども・・・。
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晴れたり曇ったりの、おかしな天気が続いています。
お天気の良し悪しに左右されず(笑)に、マイペースで楽しく過ごしたいと思います!
皆さまも、素敵な週末をお過ごしくださいませ♪♪♪