2007-06-14

我が家の王子は・・・

我が家の王子は、もちろん息子です。

もう、どうしようもなく思春期でして、そういう意味で、「わがまま=王子」と言っているのであって、決して今流行りの「ハンカチ王子」や「はにかみ王子」と同じ意味ではありません。

困った王子なのです。

一昨日、また野球をしましたけれども、昨晩もしようとせがむので、

「水曜日はラテン語のテストじゃないの? 大丈夫なの、勉強しなくて・・・。」と言うと、

「もうちゃんとやったから大丈夫だよ! それに、ラテン語のレポートも遅れて今度の金曜日になったしさ。」とお気楽モード。

「ちらかった君の部屋が片付いていないんだったら、お母さんはキャッチボールしたくないわー。」と、とりあえず言ってみたところ、

夜の8時半までにきっちりと片付けました。

「さ! これでいいでしょ。 ねぇ行こうよ~~。」

友達はみんな、試験勉強で頑張っているので、最近あまり一緒に遊ぶことがありません。今週金曜日のテストで、9年生は終了となりますし、その後は1週間も就学旅行ですし、息子は一足お先にバカンス気分になっているようです。

「でもねぇ、君、今年はどうなの? 落第になるかもってことはないんでしょうね?」

「うん、大丈夫だったみたいだよ~。今年は、クラスで8人も落第の恐れがあるって手紙が送られたんだけれども、その中に俺は入っていなかったしさ。今回は何とかクリアだな。」

8人!!! ドイツの学校って、本当に落第が多いです。日本の感覚とは違います。
息子のクラスは、30人の生徒がいますが、つまり4人に1人以上は落第???
こ、怖すぎます。

「でも、ラテン語が危ないってことだったんじゃないの?」

「たとえラテン語の成績が悪くても、ひとつだけだったら大丈夫だよ。2つ悪いのがあったら追試になってしまうけど。でも俺、去年追試受けたから、もう10年生までは追試のチャンスがないんだよね、だから今年は二つ悪い成績の教科があったらアウト!」

「アウトって・・・君~~汗。人事みたいに・・・本当に大丈夫なのかなぁ? 金曜日もあることだし、とにかくテスト勉強を少しはしてみたら?」

・・・

でも、こういうことって、親が言っても本人がその気にならなかったらダメですね・・汗。

ということで、しぶしぶ中庭に出ました。

ところが・・・・

雨が降っているではありませんか!

がっかりする息子。

ちょっとほっとする私・・・笑。(いえ、結構野球好きになったんですが、何とな~~く息子にもうちょっと勉強してもらいたかったので・・・。)

「君はさぁ、そんなに急に野球野球ってうるさくなったけれど、今をときめく<ハンカチ王子>や、ゴルフの君と同じ15歳の<はにかみ王子>みたいになりたいわけ?」と、まぁちょっと冗談っぽく聞いてみました。

すると・・・

「俺はさ、立派な<鼻カミ王子>だよ!
だって、いっつも鼻かんでいるもんね、鼻炎ぽいから。
野球のマウンドに立って、先ず鼻かんで、それからびしっと投球して、かっこよくキメるぜ!! V!」

・・・・汗

鼻カミ王子だなんて・・・ちっともかっこよくないです・・・。

それよりも、鼻炎を少食で早いとこ治した方がいいですね。少食で、鼻炎も治りますよ!

私と一緒に、生菜食Bをするとか?

そして、輝く「甲田療法の王子」になってもらいたいものです。

このエントリへの反応

  1. こんにちは! この度は私のブログにコメント頂き、ありがとうございました! ビックリしました~。でもとても嬉しいです!

    青木さん絶賛の「ひまわりのかっちゃん」、本当によかったです。
    運動会の森田先生の怒涛の走りに圧倒され、そしてかっちゃんの心からの答辞には、泣かされました~。 ドラマ化されそうな話ですね。
    「王子さま」の心にも、響いたことと思います。
    森田先生の教え方は参考になることが多く、子育て中の私には勉強になりました。これからは、宿題を間違えても、「おしいっ!」と言おうと思います^^

    ステキな本をご紹介いただき、ありがとうございましたm(_ _)m

  2. つくばのMARIさま

    コメントをありがとうございます!

    こちらこそ、「ひまわりのかっちゃん」を読んでくださって、そしてMARIさんのブログで紹介してくださって、とても嬉しかったです。
    本当にどうもありがとうございました!

    >青木さん絶賛の「ひまわりのかっちゃん」、本当によかったです。
    *わ~。そう言っていただけて、すごく嬉しいです!

    >運動会の森田先生の怒涛の走りに圧倒され、そしてかっちゃんの心からの答辞には、>泣かされました~。 ドラマ化されそうな話ですね。
    *本当に! ちょっと不要のシーンも前半にはあるかな、と思ったのですが、やはり森田先生とかっちゃん、そして子ども達の描写がとても素晴らしく、ほんのちょっとしたシーンでも泣けて泣けて・・・。良かったなぁと思いました。
    特に今、思春期の息子をかかえているからかもしれませんが、とにかく心にストレートに響くお話でした。

    >「王子さま」の心にも、響いたことと思います。
    *汗・・・確かに・・!
    運動会のシーンが特に好きだそうです。息子にとって何が今大事なのか、何となくわかりかけているのかもしれません。
    少しずつ・・・ですけれど・・。

    >森田先生の教え方は参考になることが多く、子育て中の私には勉強になりました。これからは、宿題を間違えても、「おしいっ!」と言おうと思います^^
    *そうですよね!!!
    ついつい「それ違うよ、間違っているよ!」なんて言ってしまいがちですよね。
    それを、「おしいっ!」って言えるって素敵です。

    そして、私は息子とのキャッチボール・・・笑。
    これは、とても意味があると思います。毎日だときついけれども、母子のふれあいにはもってこいのツール! 
    息子が飽きるまで、できるだけ続けたいと思います!

    またMARIさんのブログにも、お邪魔させていただきますね♪

    お元気でお過ごしください☆