2006-11-17
息子からの手紙
順調に生菜食Bを続けています。体調的にはいいと思うのですが、いかんせん仕事がとても忙しいので、S枝さんのところにお邪魔するはずが行かれなくなったり、近くのスーパーにさえ出られないこともあり、これではいけないなぁと思っています。
でも、いろんなトラブルがあってバタバタしていましたが、少しずつですが光が見えてきたような・・・。まだまだ油断は禁物ですが、これから始めるチャレンジに、できれば最も力強い波動で向っていきたいものです。なので、負のエネルギーはどんどん外に出してしまい、明るい雰囲気を作るように心がけています。
実は、急遽日本に戻ることになりました。私だけ2週間ほどです。サルス社のことで、どうしても会議をしなければならなくなりました。HPのことや、いろんな方とお会いしてお話させていただいたりなど、この2週間の日本滞在はとても貴重です。また、血液検査の数値が悪いままなので、日本の主治医のY先生に診察していただき、様子も見たいと思っています。生菜食Bが順調の今だったら、おそらく数値は良いと思っています。そういうふうに感じるのです。血液検査がとても楽しみです!
23日の夕方にベルリンから出発するのですが、こちらでの問題は息子のこと・・・。う~~~ん・・・息子が2週間ひとりで留守番をするという状態・・・。これはどうしたらいいのか・・・。ツェーレンドルフ地区ではないところに、息子の世話をしてくれる友達はいます。でも、それだと学校に通うのがきつくなります。しかも、息子はPCや漫画など、好きなことを家でしたいでしょうし・・・・。友達も近くにいるから、ひとりで留守番をしたいと言っています・・・。
S子さん(ダニーのママ)、アンドレア(ブルーノのママ)が、しっかりとサポートしてくれますので安心ですし、そこも泊まっていいと言ってくれます。でも、平日は学校があるし、ママたちも仕事があるから大変でしょう。
なので、お夕飯だけいただきに行くということにして、朝食+昼食は息子に任せることにしました。朝食は、学校で買えば問題なしです。ランチは、時に食べないこともあるし、友達の家に行って食べさせてもらうこともあるでしょう。お金は渡しておきますから、それで何か買うか家で作るかしてもらいます。ピザやポテトくらいは、オーブンでいつも焼いて食べているから、きっと大丈夫でしょう!
洗濯+掃除、ごみ捨てもしっかりとチェック。ちゃんとできるようにただ今訓練中です。
とにかく、信じるしかありません。私は、息子と話し合いました。お母さんがいない時に、友達を家に泊めないこと、学校が終わってから友達を呼んで過剰にPCなどで夜まで遊んだりしないこと。ちゃんとドイツの塾と日本語補習校に行くこと。学校をさぼらないこと。宿題をちゃんとして、夜遅くまで起きていないことなど・・・。まぁいつもとほとんど同じですが、私がいない時に、何かあったら本当に大変ですから、真剣に注意をしました。
息子は、私が息子を信じているということを確認できたのか、まじめな顔をして、「大丈夫だよ、俺はバかなことはしないから、安心して行ってきてね。」と言ってくれました。もう、こちらも覚悟を決めるしかないです。
そうしたら、昨晩私が寝ている枕元に、息子からの手紙が置いてありました!
びっくりしました! こんなことははじめてです!
寝ていたので、いつ来たのか知りませんが、12時に目を覚ました時にあったので、読んでみました。
お母さんへ
僕は、小学校の頃とてもラテン語が得意でした。5,6年生共に1~2(注:成績のこと。1が一番いいのです)でした。しかし、ギムナジウムに入り、7,8年生の時の先生が全然しっかりしていなかったことが重なって、全くといっていい程ラテン語の勉強をしなくなってしまいました。
中3(9年生)になり、ラテン語の教師が代わり、前とは比べ物にならない程ちゃんとした授業になりました。なのに僕はしっかりとラテン語の勉強をしませんでした。怠けていたのと同時に、「なんとかなる」という気持ちがあったからです。言い訳をするつもりはありません。これは、僕の自己責任です。お母さんがこんなにも苦労しながら仕事を頑張っているのに、とても情けないです。本当にごめんなさい。
これからは、気持ちをあらためて、僕もお母さんのように頑張りたいと思います。これは本当の気持ちで、いつもそう思っているけれど伝わらないかもしれませんから書きます。
お母さんは、本当に僕の誇りです。いつも頑張ってくれてありがとう。病気なのにありがとう。
僕は明日のテストがとても怖いです。でも、頑張るからね。
・・・・
このような手紙を書いてきたことがなかったので、本当に驚きました。涙が出てきました。そっと息子の部屋を覗いてみたら、ベッドに入って本を読んでいました。「まだ起きているの?もう寝ないと駄目よ、明日は試験なんでしょう?あ、でも3時間目からなのね、学校。9時に起きればいいのかな?」
私がそう言うと、息子は起き上がって、私にハグして、「お母さん。本当にいつもありがとう!俺、これからもっとちゃんとやるよ。お母さんが安心して日本で仕事できるように、バかなことしないでしっかりと2週間留守番するからね。勉強もするから。」そう言ってくれました。
日本に2週間、息子なしで行くことは、息子にとっても私にとっても厳しいことではあります。まだ15歳ですし、本来ならばしたくない。でも、私達が生きるために、どうしても必要なことなのです。だから決心しました。
息子も、ラテン語のテストということはあるものの、何かを感じたらしく、どうしても手紙を書きたかったようです。気を引き締めたというか、ちゃんとやろうという息子の気持ちの表れなのでしょう。
日本では、沢山の人に会うことになります。これからが大事です。
息子にとっても、私にとっても、新しいステージといえるでしょう。
はじめまして。
私も今年の10月に初めて甲田先生に診ていただいた事がきっかけで、
こちらのサイトを知りました。
私はまだまだ甲田療法初心者なので
これからたくさんの努力がまっている状況なのですが
いつもこちらを読ませていただいて、甲田療法を実践されている
青木さんのコメントに励まされながら、時には感心したり、
そして応援したりしていました。
この度は日本への帰国、いろいろと大変かと思いますが
乗り越えられない壁は自分に降りかからないとも言いますので
きっと、新たな展開がまっている事でしょう。
これからも応援していますのでがんばってください。
私も自分のペースでがんばります!
私も息子さんの手紙を読ませてもらって涙が出てきました。
それではまた。
(初めての書き込みで長文で失礼しました)
ゆーこぴー さま
心のこもったコメントをありがとうございます!
とても嬉しいです! 読者の皆様に励ましていただいて、本当に幸せを感じています。
困難なことは、次から次へとやってくるものですね。でも、おっしゃるように、乗り越えられない壁などないと私も思います。そう信じたいです。
私はさらに、実家でよんどころない事情があり、八方塞だなぁと感じることが多々あります。そういう状況だから、もしかしたらこんなおかしな病気になってしまったのかもしれませんね。どうして神さまは、こんなに沢山の試練を私にお与えになるのだろう、と思うことがあります。
でも、それでもやはり、自分の人生が素晴らしいものだと信じたい。
だから前向きに人生を生きたい。
それが私のスタイルなのだと思います。
コメント、本当に嬉しかったです! ありがとうございます!
甲田療法をしていらっしゃるのですね。どうぞお身体には気をつけてお過ごしくださいね!
これからもよろしくお願いします♪