2007-12-02
宝くじは・・・
土曜日。
アドヴェントで盛り上がっている街にくりだそうとも思ったのですが、商店街で野菜や日常品などを買わなければならなかったので、のんびりとマーケットに行きました。
通常は、小さな買い物袋で十分ですけれども、息子用のじゃがいもや、トイレットペーパーなどのかさばる物を買う場合は、パリの郊外で購入した籐製のキャスター付き買い物かごをがらがら引っ張って出かけます。
私は、この籐のカートが大のお気に入りなのです。
ドイツでは、春夏だけでなく、寒い季節でも籐のかごを持って買いものをする人が沢山います。
なので、1年中大活躍するカートです!
・・・
商店街は、いつもと違って歩道にいっぱいお店が出ていました。
これからクリスマスまでは、外でグリューヴァイン(ホットワイン)や、ろうそくやクリスマスのオーナメントを売ったりして賑わうのです。
なんだか、見ているだけでもわくわくします。
いろいろ買って帰宅し、家でゆっくりしました。
お昼過ぎにもそもそ起きてきた息子は、なぜか友達と遊ぶでもなく、昼風呂に入ったりコンピュータで調べものをしたりして、家でくつろいでいました。
息子用にブランチを作り、夕方に軽めのブロッコリーの入ったパスタを作り(私は玄米粒です!)、ハーブティを入れる頃には7時半になっていました。
「お母さん、そろそろ宝くじの抽選が始まるよ!」と息子。
普段は、耳がよろしくないのでほとんどテレビを見ない私ですが、今日ばかりはテレビの前のソファにどっかとすわり、お茶をすすりながら画面を見つめました。
「どうかな~~??
当たったらすごいよね!」
「うん、俺、何買おうかな~~?」
・・・汗
私たち母子は、滅多に宝くじを買うことなどありませんので、700円の投資でかなり妄想がふくらんで興奮状態・笑。
7時50分になって、番組が始まりました。
最初のボールがころころと滑り落ち、ストン!と最後の地点に入りました!
「あ!!!」
期待を込めて見つめる母子!
35番。
はい、初回ですでに二人ともハズレ・・・・・。
・・・・・・・
・・・・・・・
その後、二人で大笑い!
「まぁ、そうだよな。そんな簡単には当たらないよね。」と息子。
でも、思春期の息子と楽しく会話するためのツールとしては(笑)、宝くじはなかなか良いかもしれません。
・・・
結局6つの数字のうち、私たちはそれぞれ仲良くひとつずつ当たりましたけれども、だからといって配当金がある訳でもなく・・。
でも、二人で「数字がひとつずつ当たるだなんて、すごいよね!」などと言って喜んでいました・笑。
「年に一度くらいは、運試しで買うのもいいかもね。」
息子と共に、束の間の夢を楽しみました。