2004-04-14
入院9日目・良い兆し+読者からの文字サイズのお願い
朝、目覚めてすぐにスイマグを飲むつもりで、コップにスイマグを入れてから水を注ごうとしたら、コップに水のペットボトルがぶつかり、スイマグ液が床にこぼれてしまいました!
白くねっとりした液体が床にへばりついて、なかなか落ちませんでした。
朝からさんざんです。きれいに拭いて掃除をし、でもまぁ、こういうこともあるでしょう、と気持ちを切り替え、6時半から機械室へゴー!
8時ぎりぎりまで運動をしました。とっても気分も良く、楽しい運動でした。先生の診察では、
「おお! とっても良いお腹になっとる!これはいい! 断食は続けられそうですか?」
「はい、大丈夫です!」
「このお腹なら続けられるでしょう。では今日もすましでいきましょう!」
とおっしゃり、嬉しい私! ついでに、今日はドイツでスイマグの代替品として飲んでいた、「あまに」という粒を先生に見ていただき、これが果たして代替品になるのかどうか伺いました。
「う~ん、なるほど・・・。これはダメです。やはり、最も良いのはスイマグですな。日本から送ってもらうのがベストでしょう。あるいは次にいいのは、スイマグの粉末状のものですな。でも、やはりスイマグが一番です。」
とのことでした。
やっぱりそうですか・・・。う~ん、スイマグの代わりになるものが、なかなかドイツで見つけることができず、この件はまだ解決しません。それに、私だけのことではなく、将来的にドイツ人が甲田メソッドをしたいと思ったら、この問題にぶつかるわけです。いつもスイマグを日本から送ってもらうわけにはいきません。
重いので、郵送料もかかるし、現地で全て調達できなければ、基本的には続けることは難しいと思っています。でも、とにかくスイマグはできるだけドイツに持って行くつもりです。そして代用品+携帯に便利という意味で、粉末状のものも処方していただこうと思います。スイマグは、三保さんの所にメールで注文し、実家に送ってもらうようにします。
今日から私達5人の入院患者全員が断食となります。
Y野さんが今日からすましをスタート。他の3人はりんご断食です。みなさん好調で、とっても良いことを先生に言われたようで、診察の時は明るい雰囲気でした。昨日と今日が外来で、今日は整理券を取りに、7時から患者さんが甲田医院にいらしていました。みなさん必死です。
大勢の方が、8時前にはすでに待合室で待機されていました。こうした状況を、前の入院の時も観察していましたが、実際甲田先生に直接診察していただける患者さんはとてもラッキーなのです。なかなか順番がまわって来なくて、随分長く待ったという方も少なくありません。
でも、診察後に8割の方が厳しい食餌療法を前にしてできないと感じ、去ってしまうのだそうです。残りの2割の方がどこまで実践できるか・・・。その中のさらにわずかな人が入院できるわけで、私はなんて幸運なのだろう、と感謝の気持ちでいっぱいです。(余談ですが、読者でいつもメールくださるTさんから、6月の末に予約が取れたというご報告メールをいただきました!! とっても喜んでいらっしゃいました。良かったですね!! 随分先のことですけれども、ぜひこのチャンスを逃さずに、甲田先生に診察してもらってくださいね!! 本当に良かったです!)
入院患者のTさんは、りんご断食がとても順調で、先生に私と同じようにお腹をすごく褒められたのだそうです。そこでTさん、「私のバセドー氏病は、退院してからどのくらいで治るでしょうか?」と先生に質問したところ、「うん、3ヶ月で治る!」とおっしゃったのだそうです!! 素晴らしい!!Tさん、良かったですね~~! スピード完治ですね。Fさんも、随分と脈が正常になられたようで、先生にほめられたそうです。皆さん、とってもやる気です!! こうしたポジティブな気が院内に流れていると、相乗効果があっていいなぁって思います。みんな元気で過ごしているのです。
お昼の時、Yさん、Tさん、そしてFさんが、素晴らしい歌声を聞かせてくださいました!! ちょっとしたカラオケルームと化した食堂(のようなお部屋)でした。私もぜひ歌ってって言われたのですが・・・それは恥ずかしいのでパスしました(笑)。何かしてって言われたので、夕飯の時に、ドイツ語の本から数行読ませていただきました。歌よりは良いかなって思って・・・。汗
今日はメールでの仕事をさささっとして、運動をして、ゆったりした気持ちで過ごしました。
去年は、すまし汁断食を3日x3回で行ったのですが、今回はどうでしょう? 明日、もしも甲田先生が良いと判断してくださったら、5日連続にトライできるかもしれません。ちょっと期待♪
そして、すましを始めてから昨日の日中まで便通がなかったのですが、昨晩からにわかに腸が活発になり、今日もピーピー状態が続いています。これは、宿便がどんどん出る良い兆しなので、注意して観察しようと思います。先生もお腹を褒めてくださったし、宿便は少しずつでも排出されているのかもしれません。
さて、耳寄りな情報です。甲田医院で販売中の、「甲田光雄のことば・愛と慈悲の実践 小食健康法への誘い」(言葉:医学博士 甲田光雄)(株式会社JDC発行)1000円 という、日めくりがあります。
ポストカードサイズで、毎日1ページずつめくっていくと、甲田先生の心にしみるお言葉が書かれていて、とても勉強になります。例えば、「昔から「食は命なり」という言葉がありますが、これは食物の摂り方によって健康はもちろんのこと、その人の運命まで左右されるという深い意味もあります。」とか、「何事でもやはり実学というものが大事です。
理論だけではほんとうのことはわからないものです。ほんとうに自分がやってみないとわからない。」等など・・・。はっとさせられる、感動のフレーズばかりで、毎日全ページを読んでもためになります。写真はその表紙です。亀井さんがイラストを担当されたそうです。日めくり編集委員会の中には、鹿毛さんのお名前もあります。甲田療法に関わる方が一生懸命心をこめて作った日めくり。ご興味のある方は、ぜひご覧くださいね。山田健康センターでも購入できます。
今日も5時から7時まで機械室で背腹運動などをしていました。5時40分から10分間NHK教育テレビで放映される「にほんごであそぼ」を初めて見ました! これは、前にメールで登場してくださった、歌手のおおたか静流さんが、歌の担当で参加している番組で、声だけの出演ですけれども、とってもインパクトがあって素敵でした!!!
静流さんは、これからちょこっとカザフスタンにいらっしゃるそうです!!
気をつけて行って来てくださいね~~!!
明日は晴れるという天気予報を信じ、洗濯をしようと思います!
さて、今日はちょっと長くなりますが、Iさんという読者の方から、こんなメールをいただきました:
こんにちは!
Iといいます。甲田ファンです。
2年前に甲田さんの本と出合い,朝食抜きを続けています。
そろそろ玄米生菜食を始めたいのですが.....さて,
一昨日,青木さんの断食日記を見つけ,興味深く拝読しております。唐突ですが,お願いがあります。
ウェブページの文字のフォントサイズや行間隔それにテーブルの幅サイズを絶対値指定されていますが,相対値指定に替えていただけないでしょうか?私は54歳のおじさんで,若い人からは,うっそ~って言われるくらいの大きさのフォントで見ています。
青木さんのページは,文字サイズを絶対値で指定されているので私のPCではかなり小さくなり,特に読者からのメールへのフォローの部分の文字サイズは更に小さくされていますので目が疲れます。
対処としてブラウザの設定を変更して,
“Webページで指定されたフォントサイズを使用しない”
とすると文字サイズはいつものサイズになりますが,行間隔も絶対値指定されているの,で今度は文字と文字が重なってしまい余計に読みにくくなってしまいます。
また, tableタグで幅を絶対値で指定されているので,例えばブラウザの幅を狭くすると,横スクロールが出て読みにくいページになってしまいます。
誠に勝手なお願いではありますが考慮していただければと思います。
日記からは,甲田さんの本には書いていない貴重な情報が得ることができます。
日記,楽しみにしています。
・・・ということです。それで早速担当の編集者さんである、日高さんにメールで伺いました。以下、お返事です:
株式会社スタジオ・ポットのサイト管理をしている日高と申します。
文字サイズが固定されている件についてですが、確かに現行バージョンのWindowsのInternetExplorerでは文字サイズを絶対値で指定するとサイズが変更できない(+サイズを無視する設定にしても行間の指定は残ってしまう)、という不具合があります。
テーブル幅の絶対値指定と合わせて、これらの指定は「あらゆる環境での閲覧」という視点からは決して望ましいものではありませんが、ある程度の共通・安定した表示結果を得られる、というメリットがあり、一概に優劣を決められない問題だと考えています。
その上で、絶対値による指定を「拒否」する余地を残しておくことは重要だとも認識していますので、今回のご指摘をふまえ、スタイルシートの行間指定を相対値に変更しました。
これにより、ブラウザでスタイルシートのサイズ指定を無視する設定にすれば、行間はフォントサイズに追従しますので、以前よりは多少見やすくなったかとは思います。弊社ではWindows2000/IE6の環境で表示を確認しました。蛇足ながら、mozilla等のブラウザではスタイルシートの設定が絶対値であるかどうかとは無関係にフォントのサイズを変更できますのでオススメです。
・・・以上です。Iさん、いかがでしょうか? 私には、さっぱりわからないので、このお話は日本語に思えず、あまりの難しさにきょとんとしている私です。
私は全くお役に立てないのですけれども、日高さんが多忙の中、いろいろ考えてくださいました。日高さん、どうもありがとうございました!
ということで、皆様のご意見やご希望を、できるだけ考慮して進めさせていただきたいと思います。
これからも、断食日記をどうぞよろしくお願いします!