2004-04-10

入院4日目・患者さんのこと

甲田先生は、とっても多忙でいらっしゃるので、なかなか個人的にお話を伺うチャンスがありません。私の診察も、ほんの数分なのです。なので、時期をみて、よさそうなタイミングがあったら、ちょこっと今までの質問を投げかけてみようと思っています。

さて、朝8時の診察。いつものように、7時から運動をして、すっきりしたところで診察していただきました。
「ああ、お腹の調子が良くなりましたね。胃が良い感じだ。これだったら、今日は昨日と同じ青汁+玄米クリーム60g+豆腐半丁だけれども、明日、明後日は青汁なし、玄米クリーム40g、豆腐4分の1丁にしましょう。それからすまし汁断食に入りますよ〜〜!」と言ってくださいました!!
良かった〜〜。とにかくすまし汁断食はできそうです。月曜日から、一体何日くらいできるでしょうか???? 前は、3日間を3回行いました。本断食ができるかどうかも含め、最初のすまし汁断食は大事なトライです。頑張ります〜〜!!

今日は、他の4人の患者さんについて、少し書かせていただきます。

私より5日間前から入院している2人の患者さんは、YさんとTさん。
Yさんは、お話好きの楽しいおばさまで、でもかなりドラマチックな人生を送っていらっしゃるようです。肝硬変でいらしているのですが、今まで何度もいろんな重病になって、生死をさまよったのだそうです。
甲田先生は、治るとはおっしゃらなかったようですが、悪くはならない、大丈夫です、とおっしゃったのだそうです。「私はそれだけでもありがたいわ。それに、診察していただいたり、入院させていただけるなんて、本当に夢のよう。ご縁があって、私は救われた。他のまわりの人は、みんな病気で死んでしまった。でも、私はいろんな重病にかかったのに、こうやって生きながらえている。甲田先生に出会って、本当に感謝しているわ。だから、寝るときは必ず、先生を想って手を合わせ、ありがとうございます、とお祈りするんよ。」とおっしゃっていました。明日からYさんはりんご断食です。今日まで五分がゆだったので、量は足りていたようですね。
Tさんは、今回平均年齢が高い中(?)、最も若い女性です。バセドー氏病だそうですが、首も目の腫れも、私にはほとんどわかりません。
Tさんご自身はとってもわかっておつらいのでしょうけれども、本当に軽症なのかな、と思うほどの症状で、すぐに治ると直感しました。
実際、甲田先生も、「宿便がかなり出ている」とおっしゃったそうで、Tさんも前向きです。高校の美術の先生をしていらっしゃるのだそうで、絵画の話で盛り上がっています。
そして、私より1日遅れていらした二人の患者さん、Y野さんとFさん。Y野さんは、胃下垂なのだそう。「食べ過ぎると肩が凝ったり、足がだるくて歩けなくなるんです。なので、そうした症状を、甲田療法で治せたらって思いまして。」それに、白内障でもあるそうです。「断食ができたら、もしかしたらそれにより、目も少し良くなるんじゃないかなって思って。本当は、白内障の手術の予約が入っていたんだけれども、幸運にも甲田医院に入院が叶ったので、もちろんこちらを優先したんです。毎日甲田先生のご指導をいただけるのは、本当に幸せ。」とおっしゃいます。
Fさんは高血圧。神戸の震災を体験され、危うく命を落とすところだったそうで、そうしたお話を伺うことも、私には大切なことだと感じました。
どこも悪いようには見えないFさんですが、やはり高血圧が続くと、いろんな他の病気になる可能性もあります。甲田先生は、治るとおっしゃったそうで、今回思い切って入院を決心されたのだそうです。

肝硬変のYさんが、甲田療法を3年8ヶ月ほど実践していらっしゃる他は、みなさん新人(?)で、まだこのメソッドに出会ってから間もないのだそう。
私は丁度1年になります。まだまだ出来の悪い生徒のような私ですけれども、3人の患者さんには、いろいろ質問され、できるだけお答えしようと思って頑張っています。何事も順番なんですね。

なんだか頑張って運動をしているせいか、少し筋肉痛があります。
は〜、これって、老化が進んでいるんでしょうかね・・・。でも、とにかく前向きにしっかりと運動をしますよ〜〜!!
息子からも、時々携帯メールが入ってきて、励ましてくれます。逆にちゃんと宿題をしているのか心配してしまいますが、それを抜かせばやはり嬉しいですね、子供からの励まし! ニコニコして、やる気が出てきます。

全く空腹感はありませんでした。明日からは玄米粉が20g減ります。
どうなるでしょうかね??