2004-04-16
入院11日目・晴れやかな気分
朝、Mさんにいただいたお花のさわやかな香りと共に目覚めました。
ちょっと早くて4時半だったのですが、裸運動(ローブリ体操)をしようと思って、そのまま起きてしまいました。その後洗面を済ませ、機械室で6時半から運動。気持ちの良い朝! 他の患者さんも7時過ぎにやってきて、それぞれ運動していましたら、7時半になって突然甲田先生がいらして、今日は30分早い診察とのこと、みんな運動をやめてロビーに集合しました。
ひとりずつ診察室に入って診ていただくのですが、出てきてから全員で伺ったことをチェックします。今日は、Fさんがとても素敵なことを先生に言っていただいた、と興奮気味:「先生が、お腹がとてもよくなっていて、これは健康ですな、って。ここでは食べられないけれども、退院したら、ご家族の皆さんと一緒に、お赤飯を召し上がったらいい、っておっしゃったの!! それくらい良くなっているみたい!嬉しいわ!」まぁ、とっても素敵なお言葉~~!!
みんな、自分のことのように喜びました!! Fさん、本当に良かったですね!! おめでとうございます!!
そして私!! 「おお~! これは素晴らしい! とってもいいお腹だ。
また宿便が出ましたな。今回は、ものすごく成功ですな。良かった!!
これだったら、10日間続けてのすまし断食ができますね。よし、やってみましょうね。」とおっしゃいました!! 感激~~!! 先生に感謝し、入院中に出来ることは何でもしよう、と思いました。断食の効果はとてもあるようです。Yさんは私の顔を見て、「あら、青木さん、あなたの頬がうっすらピンク色になって、とても顔色が良くなったね~。ここに来た時は、なんだか少し顔色が良くなかったけれども、今はすごくいいよ。」と言うと、他の患者さんも頷いて、みなさん喜んでくださいました。
バセドー氏病のTさんは、みるみるまぶたの腫れが引いて、今は両目共ぱっちりと開き、二重になっています。再びYさん:「あれ、Tさんもいい感じやね。最初はなんや、目のちいさ~人が来たと思うたけれど、今は目が倍になったよ、きれいだよ。良かったねえ。」再びみんなで頷きました。こんなポジティブな空気の中で、私達はそれぞれ運動をしているのです。良い気が生まれるって、本当に気持ちの良いものです!!
その後、1時から鹿毛さん、小宮さんがいらして、仕事の打ち合わせをしました。4時までしっかりとミーティングをし、すっきりしたところで、すまし汁をいただきました。残った黒砂糖をなめたのですけれども、とっても美味しくて、ありがたいなぁ、と思いました。丁度いい量です。すましは、少し多い感じもしますけれども・・・。
さて、今日は読者の方からのメールを1通ご紹介します。Sさんです、いつもありがとうございます!
青木さ~ん、こんにちは!!
*こんにちは!!
入院生活順調なようですね。気分はいかがですか?
体調は、お元気そうで何よりです。日記も、毎日見れて嬉しいです。
*ありがとうございます!! 今回は、前回より一層パワーアップ(?)したピーピー状態でして(笑)、宿便もかなり排泄されているようです。
それがとっても嬉しくて!! ここでは、患者さんの話題の中心が宿便ですので・・・。
断食療法って体だけじゃなく、心というか考え方も治していくものなんですね。
これこそ、ホリスティック(全人的)な感じがします。だから、きっと一筋縄ではいかないんだと思います。
*本当にその通りです。逆に、ストレスのない日々を送るように生活を変えてみると、不思議に食生活も安定する、というのもありますね。
頭で考えたとおりに、食事療法をすすめていければいいんだけど、感情もあるし、体も食べ物欲しがるし・・・
人間は理論どおりにできないこと痛感です。しかも、頑張りすぎてもうまくいかない、というところがみそですよね。
*そう、肩の力を抜いて、お任せしてしまうとか、人間は所詮皆凡人なのだから、できなくてもいい、今日はここまでできたじゃないの、と自分を褒めて、少しずつ真理に近づくっていうのもいいなと思っています。
普通は、頑張れば頑張るほどうまくいくような気がしてるけど、食事療法は続けることが大事で、瞬発力だけにたよると、あとからの反動がきますしね。
*ええ、すご~~くありますね。リバウンドが怖いです。自分でも、こんなはずではなかった、と思うこともあり、ショックを受けたことも何度もあります。
ほんとうに、肩の力抜いてリラックス~しながらいくのが、一番なんだなぁと、日記を読んで感じました。
でも、これってきっと人生の過ごし方にも通じると思うんですよ~人生は長いんだから、リラックスして楽しむことが実は一番なのでは?と最近思うようになりました。特に、元気な高齢者の方をみると本当にそう思います。
*そうですねぇ。おっしゃる通りだと思います。何事も、やりすぎはダメなんです
よね。私も、こうした病気になってしまったのは、ストレスを貯めすぎたこともありますが、食生活が(小食で野菜中心だったにも関わらず)甘い物好きなために空腹時に血糖値を上げる糖分を摂取しすぎたことも、大きな原因なのですから。
今考えてみれば、甘い物を摂り過ぎていました。そして、自分の時間を削ってまで仕事をしすぎていました。
よく体を動かして、好奇心旺盛で、おおらかで優しい・・・高齢者のなかでもとくに元気な方って共通点があるような気がするんです。こういう方たちこそ、人生の勝者なのでは!?っと勝手に思ってます。(笑)
*そうですね!! 私もそう思います!!
そうそう、それで実はとっても嬉しいことがあったんです・・・
6月に甲田医院の予約がとれました!!昨日、新規受付だったんですが、ずっと電話かけても話中だったので、今回は無理かな~と思いながらも、かけてたんですよ。そしたらふっとつながって、予約できました。
*まぁ、良かったですね~~!! おめでとうございます!!
これで、Sさんもお身体を治すための切符を手に入れたってことです。
甲田先生は、本当に素晴らしいですよ!!
嬉しい♪~だから、6月に行くのが楽しみです。それまでできるだけ、玄米クリームと和食を続けようと思います。ここまでこれたのも青木さんの断食日記の存在によるとこがかなり大きいです。本当にありがとうございます。
*いえいえ、私などは何のお役にも立たないです。かえって、読者の皆様から沢山の励ましのお便りなどをいただき、前向きに進むことができたと思っています。本当にありがとうございます!!
最近、自分の性格で気づいたのは、ちょっと柔軟性がなかったなぁ~ってことです。
もうちょっと、こころもからだもやわらかくしていくと、きっと固さがほぐれてきていい感じになると思います。
だから、小食のこともやわらかいこころでチャレンジしたいです。そのほうが、絶対楽ですよね♪
*そうですね!! それに、ご自分でそう思われたら、もうすでに半分はやわらかくなったと思いますよ。文面からも、優しい、やわらかい感じが伝わってきますし。
無理はせずに、気負わずに進めてみてくださいね!! 先生が、ちゃんとご指導してくださるはずです!! また、診察後のご報告を楽しみにしていますね!!
それでは、今日も失礼しま~す。
入院生活で、体がどんどんよくなるよう応援してます。青木さんの心のアンテナにひかかったものを楽しみに、毎回日記読んでます。どうぞ、お大事に♪
*ありがとうございます! あまり時間がなくて、なかなかちゃんとしたことが書けないでいるのですが、明日は土曜日。先生も少しはお時間があるのではないかな、と思って、可能だったら少しだけ質問をさせていただこうと思っています。
ではでは
みなさん、いつもありがとうございます!!