2007-04-27
久しぶりに・・・
久しぶりに、友達のナイヨンと電話で話しました。
世界中の人々を魅了し続ける、ドイツ人の最高のダンサーでありコリオグラファーである「ピナ・バウシュ」率いるヴッパータール舞踏団で、ナイヨンはずっとプロのダンサーとして踊っています。
すご~~く素敵な韓国人の女性で、彼女といると、ゆったりと気持ちが良いのです。ナイヨンも、私といて楽しいし自然体になれる、と言ってくれます。波長が合うのかもしれませんね。
そのナイヨンのお兄さんが、ドイツとのビジネスを真剣に考えていて、そのこともあって電話でいろいろと話しました。
5月には、新作の公演があります。これも楽しみ! 今回は、アンゲリカ夫妻とぺトラと私の4人で、ナイヨンも踊る新作を見る予定になっています。
「よしこ~~♪ 元気だった? こちらはね、お天気もいいし、とってもハッピーだわ。新作を今頑張ってみんなで作っているところだけれども、なかなかいい感じよ。」とナイヨン。何だかいい調子のようです。
みんな一緒に会えるのは素敵なのですけれども、それだけではなくて、アンゲリカと私は、サルスのことでも打ち合わせがあります。でも、とにかく舞台はとっても楽しみです!!!
「ナイヨン、すご~~く楽しみにしているからね!」1週間後にまた電話で話す約束をしました。
今回の作品は、インドとのコラボなのです。一体どんな作品になるのか・・・本当にワクワクします!
・・・
そしてもうひとつ・・・
これも久しぶりなのですけれども、ヴェンダース事務所経由で招待状が届きました。
そうです、ヴェンダース監督の大ヒット映画である「ベルリン天使の詩」が上映されて、今年でなんと20年になるとか。
もうそんなに経ったのですね・・・はぁ、びっくり!
20年の節目に、デジタル処理した最新フィルムを使って、5月3日からドイツ全国で上映されることになったのだそうです。
素晴らしい!
そのイベントが5月2日に行われ、映画も上映されるとのこと。ヴェンダース監督はもちろんのこと、主演を演じた俳優のブルーノ・ガンツや、天使役だったオットー・ザンダーも出席して、大きなお祝いになるようです。
そのイベントの招待状だったのです。
20年前・・・・思い出します。日本でのロードショーの際、ヴェンダース監督はヒロインを演じたソルヴェイク・ドマルタンと一緒に、映画のPRのために来日しました。その時に3人で会ったのですけれども・・・・ソルヴェイクが亡くなったという情報を最近ちょこっと入手したのですが、本当なのでしょうか?? 今回のイベントにも名前が書かれていないし、噂は本当なのかもしれません・・・・。
彼女のことを思い出しながら、久しぶりに大スクリーンで、「ベルリン天使の詩」を見ようと思います。
「Als das Kind Kind war……子供が子供だった頃・・・.」・・・大好きなペーター・ハントケの詩が印象的です。
ちょっとセンチメンタルで、メランコリーな気分になってしまいそうです。