2008-01-03
フェアリー・テール
このブログを書いている今は、1月3日ドイツ時間で午前11時過ぎです。
昨日、雪が降りました。
元旦も降ったのですが、ほんの少しでした。
でも、昨日の気温は0度からマイナス4度と寒く、しかも雪が降り続けたので、私が暮らすツェーレンドルフ地区は、雪が積もっています。
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今日3日の気温は、マイナス2度からマイナス5度・・・・。
さらに寒いですね・・・。
雪は降っていませんが、「ベルリンは雪も降らなくなるほど寒い」というところまで冷えますので、これからがちょっと怖いです。
きっとベルリンのセントラルには、もう雪が残っていないのかもしれませんが、我が家の中庭は見事な雪景色!
まるで、フェアリーテールの世界です。
木々は、綿のようなまっ白い雪でいつもの表情とは違った色調を見せてくれますし、その中でリスやいろんな鳥が遊んでいます。
リスが枝から枝に飛び移る度に、パウダー状の雪がさらさらキラキラと風に乗って飛んでいきます。
それを仕事場から眺めているだけでも、とってもゆったりとした気持ちになります。
もちろん、降り積もる雪は危険ですし、綺麗だとばかりも言ってはいられませんけれども・・・。
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前にもブログに書きましたが、私が暮らすオンケル・トムズ・ヒュッテ(アンクル・トムの小屋)駅周辺は、日本でも著名な建築家ブルーノ・タウトの集合住宅が密集しています。
タウトの集合住宅は、棟ごとにカラフルな色がテーマとして決められています。
全ての住宅群を見てまわると、まるでドイツ表現主義「デア・ブラウエ・ライター(青い騎士)」派の画家、フランツ・マルクの色を思い出します。
柔らかでいて、どこか強い意志を感じさせる美しい色合い。
私と息子は、その中でも最も地味な集合住宅で暮らしているのですが、それでも外観を見るだけで、いつも楽しい気分になります。
ここには、現代の妖精が住んでいるとさえ思えるのです。
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小食も順調にスタートさせることができた新年。
妖精や天使たちに囲まれ、きっと素敵なことが起こると信じて、毎日精進したいと思います。
なんて素敵なんでしょう! ブルーノ・タウトの集合住宅が密集し、ドイツ表現主義「デア・ブラウエ・ライター(青い騎士)」派の画家フランツ・マルクの色を思い出させ、現代の妖精が住んでいるとさえ思える住宅地なんて!
天使さんと妖精さんに囲まれた素敵な暮らしですね!
雪景色のきれいさ! そこには確かに妖精たちがいますね。
雪は天からの使者ですね。有難うございました。
鹿毛さま
いつもあたたかいコメントをありがとうございます。
ベルリンはとても寒いのですが、美しい景色を見ると、しばしその現実を忘れます。
どんなものも、表裏一体ですね。良い部分もあり、好ましくない部分もあり・・。
良いことばかりが続かないけれど、悪いことばかりも続かないはずです。
そう思いながら、毎日を過ごしています。
ではでは
鹿毛さんも、風邪などひかないように、お体には気をつけてお過ごしください!