2007-05-10

ちょっとおバカさんな話

ここのところ、本当にずっと寒いベルリン。

どうにかならないのでしょうか・・・。つい先日までは、夏日と言ってもいいほどの快晴で、ほとんど暑いくらいだったのに、今は冬に戻ったような寒さ!

これだけ少食をしていますけれども、まだ完全ではないためなのか、結局風邪を引いてしまったようです。悪化しなかったからよかったものの、水曜日までは外に出るのをやめて、家でおとなしくしていました。

そして本日午前中に、大使館などに行って来ました。冬のロングのダウンコートを引っ張り出して着て行きました。もう、とにかくどうにも寒いのです。冷え性で寒さを感じているのではなくて、本当に外がひんやりしているのです!
息子の学校は、本日遠足だったのですけれども、普段ならかなりの薄着の息子もさすがに寒いと感じるらしく、私と同じく冬用のフード付きコートを出して着て行きました。

それにしても・・・・本当に驚くほど寒いのです!

それで・・・・おバカさんな話を書きますね。自分で情けなくなるんですが・・・まぁでも、本当のことなので書きます。

昨晩、ちょっと息子と学校のことでぶつかることがあり、それでも最終的に何となく仲直りをしたのですが、その際、夜の9時半頃息子が私の仕事部屋にやってきて、すでに敷いてあった私の寝床にごろんと横になりました。

「ちょっと~、やめてよね。もうあと少ししたらお母さんは寝るんだから。まだ本調子じゃないし、早く横になってゆっくり休まないといけないの。さぁ、どいてちょうだい~!」と言ったのですが、ジョークのつもりなのか、息子はなかなか起きませんでした。それどころか、私のふとんにくるまって、寝るジェスチャーをしました。

読者の皆様はすでにご存知のように、私の寝床は少々特殊です。
甲田療法をしていれば普通のことなのですが、床にできるだけ直接寝るのが好ましいのですね。

床の上に薄い敷物があって、その上に薄手の毛布を敷き、シーツを敷き、そこに私はいつも寝ています。枕は、木枕です。(朝起きると、どこかにすっ飛んでいることの方が多いですけれども・・・汗)そして、できるだけ体を甘やかさないように、これまた薄手のダウン入り掛け布団を使っています。

その掛け布団に、冗談で息子がくるまったわけです。

すると、息子が・・・・

「お、お母さん! この掛け布団で大丈夫なのぉ~~? これ、あまりに薄いんじゃないの? 俺のよりずっと薄いよ。っていうか、俺は2枚使っているし。お母さんは風邪気味だっていうのに、どうしてこんなに薄いのしかかけないの? これじゃ風邪引くの当たり前だよ!」と言ったのです。

え・・・・・そ、そうなのかな??

まだわかっていない私・・・。

確かに、夏のように暑くなってから、私は前以上に薄い掛け布団にしたのですね。そのまま使用していて、急に寒くなってからも、自家発電とばかり、体はちゃんとふとんの中で暖かくなるはず、と自分に言い聞かせてまるまっていました。

でも、息子の言うように、考えてみたら厚手の掛け布団に取り替えるか、あるいはもう1枚かければよかったのですよね。なのに、私の頭の中には何故かそういう考えが全く浮かばなかったのです。
どうして浮かばなかったのか、さっぱりわかりませんが、とにかくそういう発想が皆無だったために、ここ数日寒いのを我慢しながら眠っていたのでした。
それが原因なのか、4日間ほどずっといや~~な夢ばかり見てしまいました!

「あれ、どうしてそんなことに気づかなかったのかなぁ? そうだよね、もう1枚掛け布団をかければ良かったんだよねぇ。あは!」そう私は言って、さっそく2枚重ねにしました。

・・・息子、あまりにあきれ果てて大笑い。

私は・・・・恥ずかしかったです・・。でも、私もつられて大笑いしました。

私って・・・・おバカさん・・・とほほ。

・・・ということで、風邪を引いてしまったのは必然だったのですね。
以後、注意します!いくら生菜食Bをしていて体も鍛えていて、薄着をするのが良いと言っても、寒い時に無理に薄い掛け布団で寝ることもないでしょう。寒い時はそれなりに、ちゃんと臨機応変に対応すれば良いのに、そういう考えが全く浮かばなかったのは、本当に私って・・・かなりのズッコケキャラですね・・・汗。

大反省しています。

とにかく、週末までには完全に元気になりたいです! 

お天気も、もっと良くなってくれればいいのですけれども・・・。(そうすれば、こんなアホみたいな失敗をしなくて済むし・・汗)