2007-05-19

クリーニング屋のおじさん

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今日の散歩は、近所の商店街を歩いた。
角にあるクリーニング屋さんのドアがあいていて、
カウンターにお店のおじさんがいた。
その前を通り過ぎようとしたら、鉄がピタッと止まって
シッポをフリフリしておじさんを見ている。
以前、「めがね+坊主+中年」という条件を満たしたおじさんを
とうちゃんと間違えて、異常にしっぽを振ってしまったことがあるので
「またあれか」と思って、おじさんを見てみるが
「中年」しか合致する要素はない。
そのおじさん、どうやら犬好きらしく、わざわざカウンターから出てきて
「雨が降りそうだから、早く帰ったほうがいいよ」と鉄に話しかけた。
こういう時、普通に「そうですね、降りそうですね」と飼い主のポジションで
答えればいいのに、どうしてだか、つい鉄になりかわって
「はーい」と声も普段よりも高めに、精一杯かわいく答えてしまう。
相手もそれに違和感を感じていないようなので、特に問題はないのだけど
なぜ、私は腹話術師のようなことをしてしまうのか不思議。