2006-02-10

フランス緑の党と同性婚

フランス緑の党は小さいながらによくやっている……と思う。

同性婚を認めないのは不当だとして、緑の党に所属するノエル=マメール・ベグル市長が男性カップルの結婚を04年に祝福した。遺伝子組み換え作物を国会で議論することなく栽培するのは暴力だとして、遺伝子組み換えとうもろこしをひっこぬくというパフォーマンスをマメール氏はジョゼ=ボベ氏らとやった。

小さい政党だから国会でやれることは限られている。だから、自分たちのできうる範囲での行動を緑の党はとる。

日本で同性婚を主張する政党が誕生し、その政党が推す人が市長になった場合、同性カップルの結婚を市が受理する……ということをするだろうか。ありえそうもないなあ、と思ってしまう。