2005-05-20

欧州政界、大物が勢揃い。

日刊ベリタにまた、欧州憲法に関する記事を書きました。写真も三枚、掲載しています。

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18日、パリ市内で社会党が開いた「欧州憲法、賛成」の総決起集会に参加してきました。イラク戦争時にドイツ外相として活躍したフィッシャー氏やポルトガルの元大統領、スペインの元首相を初め、ヨーロッパの左派政党リーダーが勢揃いしました。

こういう大集会にも日本のメディアは来ません。以前、日本の大手メディアのパリ駐在員と話したところ、取材したところで画像も記事もつかわれない、といっていました。けっきょく、海外通信社から日本の新聞は記事・写真を買い、海外放送局からテレビは映像を買うわけです。なんのための駐在員でありましょうか。

パリ市長のドラノエ氏は大人気ですね。入場するなり、歓声と拍手が飛んできました。他の誰の時よりも、大きかったです。4時間に及んだ大集会で、トップバッターとして演説し始めたのですが、会場はスタンディング・オーベーション状態。社会党の次期大統領といわれているオランド氏よりも、ドラノエ演説の方が盛り上がりました。

ドラノエさんにくっついて歩いて見たのですが、身長は170cmあるか、ないか。とっても華奢でおそらく体重は50kg前後なのでは……と思います。

せっかくのチャンスですから、ドラノエさんの席の横に座り、彼の写真をずっと撮っていました。ドラノエさんは自分が話し終わってからも、三時間ぐらい、話に聞き入っており、ポルトガルの元大統領(おそらく80歳以上でしょう)の話が終わり、彼に礼と賛辞の言葉をおくってから、退場していきました。