2006-06-28

がんばれ、ロワイヤルさん

ロワイヤルさんの御写真を御覧になればお分かりかと思いますが、彼女は美人政治家としてフランスで知られています。旦那さんは社会党の第一書記(日本でいえば党首)のオランドさんで、彼とは事実婚状態です(パクス制度ができてから、パクスは結んでいます)。彼女は子どもの性の自己決定を重視する立場でもあります。

昨年までは美人政治家というイメージしかなく、ロワイヤルさんの人気が高まりつつあったとき、ある社会党議員は「大統領選挙はミス・コンじゃない」と毒づいていましたが、今年に入ってから存在感を増しつつあります。

前にも書きましたが、彼女は重要な大臣や党の役職についたことがなく、社会党議員の中では政治キャリアがあさいほうです。しかし、それが新鮮でもあり、ロワイヤル人気になっています。

私が心配するのは、人間ブルドーザーでマシンガンのようにしゃべりまくる演説・ディベートの達人・ニコラ=サルコジ内相に論破されないか……ということと、軽はずみな失言をしてしまうことです。