2006-03-31

みのもんた

みのもんたの朝の番組で水曜日、CPEに関する特集が組まれた。パリで生活する日本人留学生女性の電話インタビューがあり彼女は「デモに参加するほとんどの人は内容も分からずにお祭り気分で参加している」というようなことをいった。

わたしはAnti=CPEのデモに18日参加した。たしかに大学生や高校生達のグループにはDJがいるところもあり、節をつけた反対の文言をみんなで絶叫するし踊りまくることもあるし、超ハイテンションで楽しそうだから、お祭りっぽく見えるかも知れない。しかし、CPEの背景には雇用の自由化を狙う新自由主義があるとまでは見抜いていないかも知れないけれど、彼/彼女らなりにCPEについて真剣に考えているんだろうな……ということは、手作りの旗やCPEに反対する文言を手書きしたTシャツ、CPE反対と書かれたペイントを顔にぬっている高校生・大学生達の顔を見て、伝わってきた。

CPEの問題点をそれぞれが発見しデモに参加していることは、デモに足を運べば自ずと分かる。「ほとんどの人は内容を分かっていない」とコメントした彼女が実は、CPEについて分かっていないのではないか……と私は思った。

このエントリへの反応

  1. 同感!!!!そして、想像力の欠如に哀しさを覚えました。

  2. コメントありがとうございます。