2005-12-29

ノエル=マメール氏は来日していたのか

市長として同性婚を認めて世界的に話題を呼んだフランス共和国ベグル市のノエル=マメール市長(国民議会議員)が今年4月に来日していた事実を最近知り、驚いている。「行動する環境派」として京都・東京で講演をなさったようだ。「緑の党」所属のマメール氏は環境派であると同時に超ゲイフレンドリー(同性愛者に好意的)な人物としてフランスでは知られている。

環境問題だけでなく同性愛についてもどこかで講演してもらう、ということに、なぜ日本の環境アクティビストはしなかったのだろうか。レズビアンであることをカミング・アウトした尾辻かな子・大阪府議が日本のエコロジストのLGBT(レズビアン、ゲイ、バイ、トランス)に対する意識の低さを嘆いていたように記憶するが仰せの通りだ。

宮原純平氏率いる同性愛者による政治結社「アクエリアス」が奮闘しているとはいえ、日本のLGBT団体の政治的取り組みの弱さに起因しているともいえるし、環境派ばかりはせめられないが……。

このエントリへの反応

  1. うちは単なる超零細極貧弱小家内制手工業サークルです…アカーさんとか大きいところは、それなりに頑張っていらっしゃるのでは???