2007-12-23

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

先週日曜日の夜に風邪をひいた。熱は37.4度。そんなに高くない。しかし、悪寒がひどく、暖房のきいた部屋でセーターを着て、パーカーを着て、その上に外出用のジャンパーを着た。インターネットで検索し、薬辞典を紐解き、自分の症状にあった薬を見つけた。それが麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)……。

下記サイトには次のような説明があった(http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html)。

◆◆◆◆◆◆

【働き】
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。また、体をあたため痛みをやわらげます。
体の弱い人もしくは高齢の人の病気の初期症状に向く処方です。一般的には、そのような人のカゼのひき始めで、倦怠感と悪寒が著しく、発熱やふしぶしの痛み、痛頭などをともなうときに用います。

【組成】
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。麻黄附子細辛湯は、その名が示すよう、“麻黄”と“附子”と“細辛”の3種類の生薬からなります。“麻黄”は発汗・発散作用をもつ代表的な生薬で、病因を発散して追い出すような働きをします。また、“麻黄”には薬理的にも重要な役割をする交感神経刺激薬のエアェドリン類が含まれます。この成分は、西洋医学の気管支拡張薬と同様の作用を示し、咳やゼイゼイする喘鳴をおさえます。これに、体をあたため痛みをやわらげる“附子”と“細辛”が加わります。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。
◆◆◆◆◆◆

明朝、内科に行って「ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒」を処方してもらった。一袋2.5gで一日3袋服用せよとのこと。他には一切薬はなかった。同薬を服用すると効果てきめんだった。体の芯から温かくなってきた。薬のお陰で1日で風邪は治った。漢方薬の力、恐るべし。