2012-07-11
欧州で瓦解する民主主義
フランス大統領選第一回投票の投票率は77,96 %(3588万3209票)で、白票・無効票は1,52 % (70万1190票)であった。決選投票の投票率は75,68 %(3486万1353票)で白票・無効票は4,68 %(215万 4 956票)であった。
国民議会選挙の決選投票の投票率は55,40%(2395万2486)で、白票・無効票は3,85%(92万3178票)だった。
フランスは大統領選挙の投票率が高いし、政治番組がゴールデン・タイムに選挙前には連日、放映されるくらいだから政治に関心が高い、と思われている。確かにそれは事実だ。しかしながら、国民議会選挙(下院選)や地方議会選挙、欧州議会選挙は日本並みに低いのが現状だ。年々、投票率は下がっている。
先進国において、政治に期待を持てず、棄権する人たちが増えていくのは、共通する状況だ。日本も同じ道をたどるのか?