2005-01-29

ゲイのパリ市長・著書をいかに売るか……『常識を越えて』を越えて……

Bertrand DELANOEパリ市長(以下、ドラノエ市長)・著書『La vie, passionnxJ燕ent』邦訳本がポット出版から年内刊行!の報を聞き、『バディ』編集者のJunchanからお便りをいただきました。

「パリ市長の本、読みたいなあと思っていたのですが、ポットさんから出るんですね!とても楽しみです。」

 英語の文献でしたら邦訳版がなくても、少なからぬ人々が辞書で単語をひきながら読み進めていくことができますが、仏語文献ですとそうはいきません。

さて、当ブログの目的は、東郷健さん&及川健二・著『常識を越えて』(ポット出版)の販売促進を目的として始められました。パリ市長本の刊行が決定しましたので、今後は次の二本柱で運営しています。

①:『常識を越えて』(ポット出版)の年内完売
②:Bertrand DELANOEパリ市長(以下、ドラノエ市長)・著書『La vie, passionnxJ燕ent』邦訳本の販売促進

です。『常識を越えて』(ポット出版)は『ポット出版』史上、ワーストといっても過言ではないほど売れなかった本でして、パリ市長本では同じ過ちを繰り返さぬため、いろいろと「仕掛け」をしていくつもりです。

では、如何に売るか。『パリ市長本』翻訳版の存在を知ってもらわなければなりません。同著を手に取る人は、

①:性的少数者/同性性愛に関心のある人・あるいは当事者
②:フランス/パリに関心のある人々

でしょう。
ヒダカ担当から、ポットサイトのアクセス状況に関するデータを頂きました(ヒダカ担当はオオバさん同様、心暖かい編集者で、さりげないコメントをよくいただきます)。松沢呉一さんが『黒子の部屋』で以前、書いていましたが、海外からのアクセスはフランスがダントツで一番です。
分析をしたところ、ポットサイト閲覧者は、

①松沢呉一さんのファン・読者
②Gay・同性愛に関心のある人

が多いようです。サイト内検索で「同性愛」という語をつかう人が多いので、私は「同性性愛」という語を通常、使用するようにしているのですが、当ブログのタイトルでは「同性愛」という語を遣うようにします。
おそらく、フランスに関心を持ってポット出版のサイトを訪れる人は皆無に等しいでしょう。新しい顧客として、この層を掘り起こすべく、基本的な作業としてフランス関連サイト/フランス関連施設で、当ブログの宣伝をしてもらうよう働きかけていこうと思います。まだまだ、パリ市長本・刊行までには時間がありますので、市場開拓につとめてまいります。

当ブログは、①パリ生活もの ②フランス・ゲイ事情を中心に記事投稿しています。

このエントリへの反応

  1. [web] 及川健二ブログ
    フランス留学中のオイケンからブログ始めたとかいうメールが(だいぶ前にもらったんだが紹介するの忘れてた。スマソ)。 – 及川健二のパリ修行日記 ポット出版さんとこで、ゲイの話と…