2005-04-10

真っ赤なウソ?フランス人は英語を話さない

フランス人はプライドが高いから英語を解している場合でも、話すことはない。
そんなイメージを抱いている人も多いのではなかろうか。過去はそのような状況があったようであるが、いまは異なる。

たとえば観光名所近くのカフェやレストランならば、給仕さんは英語で接待する。先日、シャンゼリーゼ通り沿いの有名なレストランに入ったら、

「Hello. Lunch or cafe」

と尋ねられたので、フランス語で答えた。注文するときもフランス語で頼んでいたら、

「フランス語を話せるんだね」

と珍しがられた。日本人の観光客のほとんどが仏語を解さず常に英語で対応しているからなのだろう。

写真の現像を頼むとき、店員のいうことが聞き取れなかったので

「もう一度、いってください。」

と依頼したら、

「英語で説明しましょうか?」

といわれた。

こちらはフランス語で対応しているのに、たどたどしい故か、英語で返答されるということもよくある。

パリにおいては、英語は前に比べて通用するようになったようだ。