2011-04-18
立ちあがれ!日本共和国
天皇陛下のいわゆる「玉音放送」を視聴し、フランス共和国のように
君主をギロチンにかけなくてよかったなあと思った。
ルソーは共和国について「その統治形態がいかなるものであれ」と前置きし、「法によって治められる国家をすべて、共和国と呼ぶ」と指摘する。
明治時代にはフランス共和国は「法國」と呼ばれた。
法国にとってこの呼称は最高の誉れではなかろうか。
Chineの影響によって、いつからか、フランスが「仏」になった。
日本語を学ぶフランス学生に眉をしかめて、
「何故にFranceが”仏”なのか」
と尋ねられたことがある。
とりわけ、1904年以来、ライシテ(政教分離&公共の非宗教性)を重んじてきた法国とはいえ、なんやかやいって、カトリックの精神が心底にはある。そのに国に対して「仏」は失礼だろうと思いつつ、自分も遣ってしまう。
たとえば、日仏を、日法と言い換えたら、通じないからだ。