2011-03-24
レーガンと慎太郎
けふ24日は12都道県で知事選が告示されます(4月10日投開票)。
東京都もその一つです。ネット選挙も解禁なきままです。
いまはさること1999年都知事選。ともすれば、親の七光りならぬ弟の七光りと揶揄される慎太郎・現都知事は「後だしジャンケン」と批判される記者会見で、二つの大きな公約をぶち上げました。
・横田基地返還
・都が主導の債券市場の創設(優秀な中小企業やベンチャーを育成する活力剤として)
さて、あれから10余年経ち、けふは2011年4月24日。
初志貫徹できずにいます。
・ディーゼル車の排ガス規制
・銀行への外形標準課税
・ビックレスキュー2000
など、慎太郎・都知事が実行し、強烈な印象を与えた政策は第一期のもの。
それ以降は、新銀行東京や築地市場の移転、東京五輪誘致など、失政が目立ちます。
アメリカ合衆国で高齢批判にさらされされたロナルド=レーガン大統領が退任した時の齢が78歳。レーガンに強く憬れた慎太郎・知事(78)を、選挙によって、レーガン氏と同じ齢で退任させることが、民益になりますし、慎太郎知事にとって誉れにもなりましょう。