2011-03-22
サルコジ与党、惨敗。極右が伸長へ
2011年3月20日にフランス共和国で統一県議会議員選挙の第一回投票が行われた。
左派連合が50県を制し、右派連合が35県を制し、14県をどちらが制するかは27日の第二回投票に持ちこされた。
主な政党の投票率
・フランス社会党:24.94%
・(サルコジ大統領の出身母体)
民衆運動連合:16.97%
・国民戦線(極右):15.06%
2011年1月の党大会で新党首に就いたマリーヌ=ルペン率いる極右政党『国民戦線』が、ニコラ=サルコジ大統領が現職に就くまで総裁を務めていた民衆運動連合(UMP)に迫る勢いであった。
UMPの衰勢と極右の伸長、フランス社会党の躍進が第一回投票で見えてきた。