2011-01-18

マリーヌ=ルペン『仏国民戦線』新党首が台風の目?

トゥールで催されたフランスの極右政党『国民戦線』の党大会で、ジャン=マリー=ルペン党首(82)の後継に、同氏の娘・マリーヌ=ルペン欧州議会議員が新党首として選出された。

フランスの世論調査会社Ifopが1/12,1/13に実施した世論調査によれば、2012年の大統領選挙で「誰に投票するか?」という設問で、マリーヌ氏が16.5%の支持を得て、第三位についた(2010年11月調査では12%)。

マリーヌ氏は同性カップルも結べる準結婚制度PACSや中絶の容認派で、党内では穏健派として『極右』という『悪魔視』のイメージを改善しようと努めてきた。

わたしはマリーヌさんと何度も席を共にしたことがあるが、柔軟なイメージを持っている。
若き新党首によって、国民戦線の低迷に歯止めがかかり、新しい支持層を得ていくことだろう。

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