2007-03-30
2005-01-25
ゲイのパリ市長・著書、ポット出版から刊行(2)
パリのゲイタウンにある書店のウィンドウに9月初旬、ドラノエ市長の写真が表紙の『La vie, passionnxJ燕ent』(Robert Laffont)が飾られていたので、手にとった。発売と同時に売り切れたのか、発売日前に特別に入荷したためだったかは分からないが、ウィンドウに一冊、あるのみであった。その場ですぐ購入し、辞書を片手に読み進めていった。同著の全文朗読CD(6枚組)も買い、フランス語学習に活用している。
購入してからしばらくして、『黒子の部屋』主宰・松沢呉一さんにドラノエ市長とその著書についての短評をメールしたところ、日本で出すことに意義があると御判断され、沢辺均・社長にポットから出版してはどうかと打診してくれ、沢辺社長はすぐにアマゾンをつかい同著を入手し、翻訳権をとるための交渉を始めた。参考までにと思い、ゲイと人権について綴られた同著・第4章の一部を、つたない訳ではあるが邦訳し、沢辺さんと松沢さんに送りもした。
まだまだ先の話であるが、翻訳本が出版されたあと、ドラノエ市長が来日し東京のゲイ・タウンを訪れないだろうかと、妄想している。