2008-02-24
紀元二千六百年
落語会のアイジョウジと呼ばれ、爆笑王の異名を持つ落語家・川柳川柳・師匠の創作落語「大ガーコン」を毎日のように聴いているせいか、すっかり、軍歌に関心を覚えるようになってきた。中でも好きなのが皇紀2600年(1940年)を祝う奉祝國民歌「紀元二千六百年」だ。行進曲調で日本を讃える。けっこう、名曲に思える。
■題名:紀元二千六百年
■作詞:増田好生
■作曲:森義八郎
《歌詞》
1.金鵄(きんし)輝く日本の
榮(はえ)有る光身に受けて
今こそ祝へ此(こ)の朝(あした)
紀元は二千六百年
嗚呼(あゝ)一億の胸は鳴る
2.歡喜溢るゝ此の土を
確(しつか)と我等踏み締めて
遙かに仰ぐ大御言(おほみこと)
紀元は二千六百年
嗚呼肇國(てうこく)の雲靑し
3.荒(すさ)ぶ世界に唯(たゞ)一つ
搖がぬ御代(みよ)に生(おひ)立ちし
感謝は淸き火と燃えて
紀元は二千六百年
嗚呼報國の血は勇む
4.潮(うしほ)豐(ゆた)けき海原に
櫻と富士の影織りて
世紀の文化また新(あらた)
紀元は二千六百年
嗚呼燦爛(さんらん)のこの國威
5.正義凜(りん)たる旗の下(もと)
明朗亞細亞(アジア)打ち建てん
力と意氣を示せ今
紀元は二千六百年
嗚呼彌榮(いやさか)の日は昇る