2007-06-17

日本共産党が参院選マニフェストを発表

オーマイニュース』に次のような記事を執筆しましたので、転載いたします。

タイトル:日本共産党が参院選マニフェストを発表
サブ・タイトル:重点問題として年金政策

【本文】
 日本共産党が15日、参議院選挙用のマニフェスト(政権公約)「『たしかな野党』として、くらしと平和をまもりぬきます」を発表した。マニフェストでは12の重点政策が記載され、トップに年金政策が置かれている。「『消えた年金』問題を、1人残らず、急いで、国の責任で解決させます」と題した項目で国に対して次の5つの緊急対策を要求している。
①年金保険料の納付記録を、ただちにすべての受給者、加入者に送る。
②「宙に浮いた」年金記録の調査を限定せず、可能性のあるすべての人に情報を知らせる。
③物証がなくても、申し立てや証言などを尊重して支給する 。
④コンピューターの誤った記録を、すべての手書き記録とつきあわせて修正する。
⑤社会保険庁解体は国の責任のがれ──年金保険料の流用をやめる、天下り禁止など抜本改革こそ必要。
 国政選挙での結果が近年ふるわない共産党は、国民の関心度が高い年金問題で、独自色を発揮して支持拡大に務める構えだ。