2006-11-27

フランス人の同性愛感を調査


日刊ベリタに「フランス人の同性愛感を調査」という記事を配信しましたので、御紹介します。

 世論調査機関IPSOSは同性愛についてフランス人はどう思っているかについて、成人を対象とした世論調査を行い、その内容を11月16日公表した。同調査は2006年11月3日、4日に15歳以上のフランス人1008人を対象に実施された。 
(及川健二) 
 
 同調査によれば、「同性カップルの結婚合法化」に関する項目では、62%の回答者が賛成と答え(2000年の調査では48%)、反対の37%を大きく上回った。 
 
2007年フランス大統領選挙に名乗りをあげている候補者の名前をあげ、「同性愛者と異性愛者の平等」に対する姿勢について「前向きか」「後ろ向きか」かを質問した。 
 
社会党から立候補する女性政治家セゴレーヌ・ロワイヤル国民議会議員を「前向き」と評価する回答がもっとも多かった(62%)。有力対立候補ニコラ・サルコジ内相の姿勢を、「後ろ向き」と評価した人は57%で、「前向き」という意見(27%)を上回った。