2007-01-25

サルコジ内相が一歩抜け出る 仏大統領選

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「サルコジ内相が一歩抜け出る 仏大統領選」という記事を『日刊ベリタ』に投稿しましたので転載します。

 4月に実施されるフランス大統領選挙の有力候補の一人、ニコラ=サルコジ内務相(「国民運動連合」党首)の支持率が伸びていることが各種世論調査によって分かった。これまで社会党候補のセゴレーヌ=ロワイヤル下院議員と人気が拮抗していたが、調査によっては支持率の差は5%にまで広がっている。
 世論調査会社「TNS-Sofres」が21日に発表した大統領選調査結果によれば、第一回投票で投票する候補では、ニコラ=サルコジ内相が35%でトップ、二位のセゴレーヌ=ロワイヤル社会党候補の31%を上回った。3位は極右のジャンマリー=ルペン「国民戦線」党首の13%だった。 
 
 決戦投票でもサルコジ候補に投票すると答えた人は52%で、ロワイヤル候補の48%を上回っている。今回、サルコジ人気が高まったのは、1月14日に「国民運動連合」が派手な党大会を行い、これが追い風となったとみられている。 
 
 また、大統領選挙に「関心がある」有権者は74%で「関心がない」の26%を大きく上回った。 
 
 同調査は1月17日、18日に有権者1000人を対象に実施された。