2007-05-21
「萌えアイドル」井万里きよあさん、独占インタビュー 熱狂的なファンを誇り、絶大な人気を得る
『オーマイニュース』に次のような記事を執筆しましたので、転載いたします。
タイトル:「萌えアイドル」井万里きよあさん、独占インタビュー
サブ・タイトル:熱狂的なファンを誇り、絶大な人気を得る
「世界のクロカワ」として知られる建築家の黒川紀章氏(73)が2007年3月30日、「萌え」の発信地・秋葉原を訪れた。向かった先は秋葉原で唯一の和風メイド喫茶。「だんな様、お帰りなさいませ」。メイド嬢の出迎えに黒川氏は満面の笑みを浮かべた。すっかりくつろぎ、ひとり悦に入った黒川氏は言った。
「萌えは世界に誇る日本の文化だ」。
「萌え」は欧米の日本ファンの間でも用いられる今や国際語だ。2007年3月14日発売の『ニューズウィーク』日本版は「萌える世界」という特集を組んだ。日本のマンガ、アニメの人気がニッポン発の「萌え」を世界に広げているみとを紹介。欧米の若者で大人気のフィギュアや、コスプレ、ギャルゲームをとりあげている。フランスの首都・パリでは今春、メイド喫茶がオープンし日本ファンを喜ばせた。
アキバこと、秋葉原は「萌え」の街としてすっかり定着している。そんなアキバで絶大な人気を誇り、熱狂的なファンを得ているのが、「萌えアイドル」井万里きよあ(いまりきよあ)さんだ。歌手の井万里さんはライブ・ハウスやなどでコンサートを定期的に開催し、テレビやラジオに出演し、CMの出演回数は数知れず、女優として芝居で舞台に立ち、声優の仕事もこなす。音響機材をそろえて秋葉原に予告なしで現れ、その場でコンサートを行う……という路上ライブも頻繁に行う。
多分野で活躍中の伊万里さんはファースト・ミニアルバム『MICO☆ROCK』(¥1500) を2007年1月12日にリリースした。『MICO☆ROCK!』『君はマシュマロ』『光』『ONE~I’ll love again~』『好きになっちゃいました』『あの日君に勇気を』とオリジナル・ソングが6曲収録されている。
「萌えアイドル」のさきがけで、一部ファンから熱烈な人気を得る井万里きよあさんに、私は独占インタビューした。
◆ラジオ番組の出演がキッカケで歌手に
――どうして、歌手になったのですか?
幼稚園のころから目立ちたがり屋で、お弁当の時間になると皆の前で熱唱していたんです(笑)そのころから歌うことはずっと好きでしたね。小学生の音楽の時間でも、先生に「じゃあ井万里さんお手本に歌ってください」とか言われて、ノリノリで歌ったりしていました。だけど、歌手になりたいとは思っていなかったです。小学生のころからお芝居がやりたいと思っていて、小学生の時はずっとダンスを習って、中学生から事務所に入りました。そこでも歌のレッスンをしたりして、ずっと歌は大好きでした。中学校の友達とカラオケ屋さんに行って歌うことが大好きで、よく行っていました。親にはナイショでしたけど♪
ミュージカルなどで歌ったりはしていましたが、KBCラジオの「平成アニメっ娘倶楽部」という番組のパーソナリティーをやって、そこで初めて歌だけのライブをやり、生まれて初めてファンというものができたりして、本当に歌うことが楽しくて、お客さんの反応を始めて感じることができて「幸せだな」って思いました。その時に、「声優になろう!!」って決めました。私の中の声優は、「お芝居ができて、アニメのキャラクターになれて、歌手!!」だと思ったので、「何てステキな仕事なんだろう!!」って思いました。ダンスも大好きだったから、踊って歌える人になりたい! って思っていました。高校生活は福岡から上京して、「堀越に入りたい!」って言っていたのですが、親の反対を押し切れず、もう少ししてからようやく親の反対を押し切って上京しました。そして改めて声優学校に行き、ライブ活動を始め、現在の私がいます。
ようやく、井万里きよあファースト・ミニアルバム『MICO☆ROCK!』が全国発売になり、本当にうれしいです。また新たなスタートにようやく立てたと思っています。これからますますスピードを上げて走って行きたいと思います。
◆ライブではいつも元気をもらっています
――歌手になろうと思ったのはなぜですか?
自分の本当の気持ちとか、伝えることが本当にヘタクソで、「ウソだぁ~」ってよく言われちゃうんですが、本当に人見知りで、心の壁をなかなか開けない自分がいて、それを伝えられるのが歌しかなかったという気がします。
もしくは「ポエム」かな?小学生のころから今もずっと「ポエム」を書き続けています。だから、歌う曲はなるべく自分で作詞をしています。人の書いてくれた作詞も「そうそぅ!」ってすっごい共感できたりして、好きです♪
あとは、やっぱりライブが好きですね。お芝居では得られない、一体感とか、楽しさとかあって「元気をあげたい」と思って歌っていますが、私自身がいつも元気をもらって、もうやめられないですね!!
――歌を通して、リスナーにどんな気持ちを伝えたいですか。
弱い自分を知ってほしいと思うし、それを知って、共感したり、自分も同じなんだってホッとしたりしてほしい。元気をあげるような曲は、必死でエールを送ってるので、少しでも力になれたらいいなと思います。意味の無さそうな歌詞も、ノリノリで一緒に思いっきりはじけて、ストレス発散してほしいですね ♪ テーマは「元気と癒やし」です。両極端かもしれないけど、人には両方必要だと思うんです。テンション低い時に、「テンション上げろよ~」って無理強いされてもダメな時あると思うし、癒やされてばっかりでも逆に疲れちゃうと思うから。
◆「自己紹介の歌」を作詞・作曲予定です
――歌手活動では実際、どんなことをやっているのですか。
とにかくライブですね!! 最近はもっと多くの方に聞いてもらう機会を増やそうと、路上ライブに力を入れています。ファンをもっともっと増やして、革命を起こしたいですね♪♪♪ 持ち歌も歌いますし、カバー曲も歌ったりしています。持ち歌はお客さんと一緒に歌ったりしています♪ 今は、「自己紹介の歌」を作っています。これができれば、もぅ自己紹介しなくても大丈夫!!(笑)なんちゃって。
――「オーマイニュース」読者へメッセージをお願いします。
最初はどんな人なのか、どんな歌声なのか分からないとドキドキしちゃうかも知れません。私のホームページ「きよたまらんど」で視聴もできますし、私がどんな人なのかもっと分かってもらえると思いますので、まずはホームページに遊びに来て見てほしいです。
路上ライブは無料で見られますので、そちらでライブの雰囲気を知ることもできます。ライブ・スケジュールもサイトに載せていますのでとりあえず「きよたまらんど」にアクセスしてください☆
まじめなことはあまり書けないので、引かずに「歌詞」をじっくり見てほしいです。アキバ系だとか、変な壁を作らず見ていただけたらと思います。あなたに必要な心の栄養が私の中にありますよ、きっと。
写真脚注:井万里きよあさん、提供